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上杉鷹山に学ぶ

2010-01-18 22:34:37 | 朗読あれこれ



為せば成る 為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり

このことばで有名な米沢藩主・上杉鷹山公。

改革をすすめ藩を再生させた名君です。


なぜそんなことを書くかというと・・・

本日1月18日付の日本経済新聞「核心」のコーナーで

日航は「あすの日本」か
危機見えても手を打てず

というタイトルがついて、
いまの日本の体質と「為すべき」改革について厳しく論じているのですが、
その最後のくだりで上杉鷹山公の功績を例にとりあげていたのです。


記事の内容は日経を直接読んでいただくしかありませんが、
いまの日本は「未来を描けない病」が蔓延してきているようで本当に不安です。

同じ新聞の社会面に、阪神淡路大震災で兄さんとと姉さんを亡くした小学6年の女の子が
震災を語り継いでいこうと誓う記事が載っていました。

そう、彼女は震災のあと生まれたので
兄さんと姉さんには会ったことがないのです。
当時お兄さんは小1、お姉さんは5歳だったそうです。


様々な環境で育ってゆく子どもたちにとって
生きてゆくことはしんどいけど幸せ!
と時々思ってもらえるような社会にしたいです。

私たちは何をすればいいのでしょう?

これを考えるのを放棄しないようにしたいです。自戒をこめて。