夏は来ぬ 2011-07-09 23:44:44 | 朗読あれこれ 小暑を過ぎ 梅雨が明け(一部まだですが) 日本の夏がまたやってきました。 『碧巌録(へきがんろく)』という 北宋時代の禅の教本があるそうで。 そのなかの一節が たまたま茶道具のカタログに載っていたのですが 何だかとても気に入ったのでご紹介します。 白雲為蓋流水為琴 「白雲を蓋(やね)と為し流水を琴と為す」 禅僧の理想的生活を述べているそうですが、 どうしてどうして 現代人の生活に必要な精神を感じます。 何故か涼風をも感じてしまいます。 それぞれの夏を 元気に過ごしたいものですね。