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みちのくの浄土 平泉

2009-03-25 19:28:10 | 朗読あれこれ



お花見にはまだ少し早く
寒の戻りの砧公園で
見事な仏像たちに会ってきました。

世田谷美術館でひらかれている
特別展「平泉」(~4月19日)です。

あの中尊寺金色堂の西北壇にある仏像11体が
そろって迎えてくれます。
これがまず圧巻。
しばらくここから動けません。

曼荼羅図、経文、工芸、蒔絵など、
藤原清衡(ふじわらのきよひら)、基衡(もとひら)、秀衡(ひでひら)と
三代つづく奥州藤原家の繁栄と浄土への想いがしのばれるものが
多々見られますが、
なんといっても大人も子どもも堪能できるのは
仏像の顔と姿ではないでしょうか。

長い年月を経てパーツが欠けたものも多いですが
それがまた哀れさもあり愛嬌もあり、想像をかきたてます。
難しい話はとっ払って(笑)好みの仏像探し・・・そんな方が楽しい!
・・・とアタシは思います(^^)


アタシがこんな風に仏像を「楽しめる」のは、
文楽や辻村ジュサブローさんの人形が好きなせいかしら!?
と自己分析。
人形と仏像は別!と云われるのかもしれませんが、
アタシにとってはどちらも
「いかに魂をもっているか」
ということが最大の魅力なので・・・。


マルコ・ポーロが「東方見聞録」で
“黄金の国、ジパング”
と記したのは奥州平泉ではないかという説もうなずける、
美術館入り口に鎮座する
縮尺五分の一という金色堂の模型も目をひきます。

よろしければ花見ついでにどうぞ。







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