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江戸風鈴

2012-06-17 09:23:07 | 朗読あれこれ




江戸風鈴をいただきました(^^)

江戸風鈴は、金型や木型を使わず空中で形を整える
“宙吹き”でガラスを製作し、
内側から手描きで彩色します。  (「篠原まるよし風鈴」解説より)

絵柄は蜻蛉(とんぼ)。

とんぼは前へ前へとすすむ虫で
後ろに下がらない虫、負けない虫ということから
「勝虫」と云われ縁起物とされているとか。

戦国時代の武将は
向かい風でも前へすすんでゆくとんぼを見て特に好んだそうで、
兜や鎧などの武具や
陣羽織や印籠の装飾に用いられました。

徳川四天王のひとり、本多忠勝が愛用した6mもの長槍には
「蜻蛉切」(とんぼぎり)という名前がついていましたが、
これは、その槍の先にとんぼがとまった途端
とんぼが真っ二つになったという逸話によるもの。
ひょえ~っ。


風鈴の鳴り口の部分がギザギザになっているものは、
振り管が鳴り口に擦れたときに
やさしい音色を出すための工夫だそうです。

さぁ、夏よ、来い。





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