「茶摘み」
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは
茶摘ぢゃないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠
日和(ひより)つづきの今日この頃を
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め
摘まねばならぬ
摘まにゃ日本の茶にならぬ
文部省唱歌
立春から数えてきょうは八十八日目。
東京は風が強いが良いお天気です。
摘めよ摘め摘め・・・と歌いながら、茶畑では
茜襷をかけたお姉さんたちが
香り高いお茶を今年も摘んでくれているのでしょうか。
そのお茶を挽いてできる美味しい抹茶を
早くいただきたいものです。
そんなことを思いながら、
「花菖蒲」と名の付いた主菓子をいただきました。
それにしても、
摘まにゃ日本の茶にならぬ
この部分は、何とも生々しくて
労働歌を感じさせるなぁと
子どもの頃から思っているアタシです(^^)