老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

米外交防衛の不可解な動き

2010-07-27 20:05:41 | アメリカ
米韓は国連安保理声明で韓国哨戒艦事件の首謀者を「北朝鮮」と名指しする事に失敗したが、それに懲りずに7月23日から開催されたASEAN地域フォーラムにも同じ問題を提起し、議長声明で北朝鮮を名指ししようとして、結局これも失敗に終わった。

国際舞台での米国外交の2連敗である。しかし米国ともあろう国が、国連安保理で失敗したことを中国や北朝鮮のシンパがより多いASEAN(東南アジア諸国連合)に持ち込めば、同じ轍を踏むこと位、承知していないはずはない。それを敢えて持ち出す理由がどうも解せないのである。

そして今日のニュースではアフガンの米軍機密情報が外部に漏れていたとの報道が成されている(アサヒコムより)。これも不可解なできごとである。

http://www.asahi.com/international/update/0727/TKY201007270097.html

ASEAN会議での北朝鮮名指し失敗に続き、今回のアフガンの米軍機密情報漏洩も、言ってみれば、オバマ政権の外交防衛でのガバナンスの在り方が問われる問題であろう。

どうやら黒人初の米国大統領は11月の中間選挙を控えて、政権内の白人から足を引っ張られつつあるように見えるのは気のせいであろうか。そして4年後の大統領選ではオバマ大統領では共和党に勝てない、クリントン国務長官がベターというシナリオライターが居てもおかしくはない。あまりにも不可解なことが多いように見えるが、これは考え過ぎであろうか。杞憂であれば幸いである。

「護憲+BBS」「各国の動きに注目する」より
厚顔の美少年
コメント
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