”遊行”(ゆぎょう)-----聞きなれない言葉です。
作家の鎌田實氏が使った言葉です。辞書では「歩き回る事」と記されていますが
もとは「四住期(しじゅうき)」という古代インドの考え方から来たそうです。
人生を四つの期間に分けその最終段階が「遊行期」と、名ずけられました。
人生の締めくくりに向かっていく。”死への準備機関”の事です。
鎌田氏は、その言葉を”遊び心を持って外に向かっていく事”と捉えています。
氏は「今、大切な事は若者も高齢者も積極的に自分の外側に目を向けて行く事です」と、
語っています。"遊行”という言葉を意識する事で人生を振り返る事です。
そして、自分の力が何かのお役にたてればと考える事です。
そうなれば、貴方の人生は”意味”を持ちます。
その意味は宝石の様に輝くでしょう。