”お母さん”-------なんとやさしい心温まる言葉でしょう。
ある本で目にしました。「お母さん、おむすびは、どうして
美味しいの」「それは、お母さんの指で握りしめて作るから
ですよ」と。その壮年は、辛いとき悲しい時お母さんの
”お結びの味”を思い出しました。そして、笑顔の勇気で
立ち上がったのです。
”母の恩”を忘れない人は、幸福の軌道を外れる事は
絶対にありません。
いつも、心の原点に”母への感謝”を持ちましょう。
そして、”母の恩”を忘れない生き方をしていきたいものです。
「８０５０問題」-----今、この事が社会で大きな問題と
なっています。８０歳の両親が５０歳の子供の面倒を
みるという事です。
子供達は当時若者------しかし、30年経った今でも
引き籠りが続いているという事です。
この問題が深刻化する先には、孤独死、親子共倒れという悲劇も
起りかねないと思います。
”引き籠り”を社会全体の問題と捉えなければ、この改善は
難しい事かもしれません。
先の見えない社会の大きな悩みです。
世界には”安楽死”を認めている国が何ヶ国あるとの事です。
スイスもその一つです。過日、日本人の女性が安楽死を求めて
スイスに渡りました。勇気ある行動と思います。
”死ぬ”という事は其の人の問題です。
しっかりと生き、後悔のない死。
死を選択するのも個人の自由だと思うのですが------。
生きるという事は、自分で幕を下ろす事です。
「終わり良ければすべてよし」
そんな人生を生きて、そして、死を選択したいと思っています。
ある有名人が免許証を返上しました。その方は７７歳。
加齢する事による自身の反応が気になったと-----。
人は老います。あたりまえの事。
最近、高齢者の痛ましい事件の多い事。
自信が有っても、老いは残酷な物なのです。
社会に迷惑をかけるより、自身で答えを出すべきと思います。
私も廃車し免許証を返しました。
勿論デメリットは有ります。でも、メリットで健康を頂きました。
歩くからです。そして、ほっとしています。
多くの高齢者の方々、何かが起きる前に正しい決断を出す事を
願っています。
本を読む時、感動した所にはペンで傍線を引いたりペ－ジを折ったり
するものです。其の時の自分の置かれた立場の中で、希望の言葉になるのです。
人は、いろいろな物に支えられ１日１日１歩１歩と
日々を生きていく者です。文学の力とは大きな物と思います。
仏教の言葉に「１人１日の中に８億４千念あり」と。
人の心は移ろいやすいという事です。
感動や決意も、ただ思っただけではすぐに消えてしまいます。
声に出して誰かに語る。二言、三言でも書き留める。
その行動が其の人の人生を、実りある物にするのではないでしょうか！
川崎、登戸のバス停で無差別な通り魔事件がおきました。
犯人は５１歳の男性。多くの子供達を殺した後自殺しました。
犯人は子供達一人一人を刺しただけではなく、執拗に包丁を
振り回した相です。なんと、おぞましい事件でしょう。
世の中の恨みをこのような形で騒がすとは--------。
動物以下の生き物です。同じ空間に息をしていたかと思うと
やり切れません。
亡くなった子供達のご両親の事を思うと胸が苦しくなります。
私達に出来る事－－－－－－それは、安らかに眠って欲しいと
願い祈る事だけです。
今話題の動画は「サバイバル！」だそうです。
何もない無人島や秘境で数日間を生き抜くという
アメリカテレビ局の企画だ相です。
この事が若い心に響いたのでしょう。
私達は便利さの中で何かを忘れたと思います。
その社会の大きな変化の中で、人間も変化を求められているのです。
時代に色あせない、本当に大切な物を見詰める必要が
あると思います。
探求心、想像力、生命力、絆－－－－－－。
それが、人間にとっての本当の強さと思うのですが------。
”幸せ”は苦労の中にあるのではないでしょうか！
何の苦労もない事が幸せとは思えないのですが------。
幸福病は不幸病ともいえると思います。
人は北風に向かい、あらゆる困難に立ち向かう。
其の時、溢れるエネルギ－に取り囲まれ前進できる-----。
その歩みから幸せを感じ取れるのです。
その幸せは、がっちりと心の芯の中から咲いた物です。
この幸福感を味わった人は、どんな事にも負けず
真の勝利者になれると思うのですが-------。
空が青い。遠くから一輪車に乘った子が器用に走ってくる。
８歳くらいの女の子。その後ろを赤い帽子のお兄いちゃまが
白いボ－ルを蹴りながら、お姫様の護衛の様に走って来る。
”中良き事は美しかな”------有名な武者小路実篤の言葉。
微笑みは、人々に幸せを与えてくれるものです。
ずっと、立ち止まって見送っていました。
空の青さと、赤い帽子と、白いボ－ル-----。
絵の世界が、私の心をどんどん広げてくれました。
”ほんの”------なんと、奥ゆかしい言葉でしょう。
「ほんの気持ちを、あなたにに差し上げたいの、そして
喜んで頂けたら」-------。
心に、橋がかかりました。人と人が”ほんの”の気持ちを
相手と分かち合う------。小さな事で力を合わせたら
「小事積りて大事となる」のです。
そして、皆が幸せに成ると思うのですが----。
”ほんの”の意味をもう一度考えてみましょう。
「ほんの気持ちです。どうぞ------。