皆様こんにちは。
今日はよく晴れて温かく感じる日ですね。
昨日、浦安は早朝だけ雪が降って日中は雨でしたけれど
都内・多摩地区はかなり降ったところも多かったようです。
帰宅した息子たちは「大手町も降った」「中野も降っていた」と言っていましたし
狭山に住む妹からは「雪かきしないと門があかない!」とメールが来ていました。
地図上ではそれほど離れていないはずの場所でも
こんなにも違うなんて、びっくりです。
明日もお天気は大丈夫そうでほっとしています。
明日の授業ではGoogleフォトをご紹介する予定ですので
ご自分の端末をお持ちの方はご持参くださいね。
iPadベーシック講座にご参加の皆様は
パソコンを使ってiCloud.comにサインインをしてみますのでお楽しみに
今日は偽のAppleSupportからのメールについてお伝えしましょう。
iPhoneやiPadを使っている方々は特にご注意くださいね。
ここから先は長いです。
お時間と興味のある方のみご覧くださいませ。
先日、とある生徒さんからお問い合わせをいただきました。
「AppleSupportというところからこんなメールが来たけれど、これってどうすれば?」というお問い合わせです。
来たメールはこんな感じ
↓
何やらアカウントに異常があったみたい。どうにかしろと言っているメールらしいことはわかります。
でも、このメール、本当にAppleSupportからのメールでしょうか。
メールって受信すると一番上にこんな感じで送信者の名前が表示されますね。
Fromの隣に出ているのがメール送信者の表示名です。確かにAppleと書いてありますが・・・
↓
でもここで用心します。
FromAppleのAppleをクリックしてみたらこんな感じで相手のメールアドレスが表示されます。
これ、怪しすぎです。
私自身は、これまでに本物のAppleSupportからのメールを受信したことはなかったと思うのですが
以前IDの二段階認証を設定した時にAppleから来たメールのアドレスは
appleid@id.apple.comです。Appleさんが自分の会社の名前をap-pleなんて分けて送るのかしらん???
送信者の情報が怪しいことがわかりましたのでメールの中身も用心深くチェックします。
青い文字の
Clodk Here to Verify Now ▶ をクリックしてみます。
すると出てきたのはこんなページ。
↓
このページ、皆様はどう思われますか?
一目で偽物ってわかる場所があるんですよ。
それはアドレスバー。http://のあとがでたらめです。
本物のMyAppleIDのページはこれです。
↓
EV証明書(Extended Validation Certificate)と呼ばれるものが設定されており
正規のページであることが証明されていると、こんな緑色のマークが出るのです。
詳しくはフィッシングメールについてのこんなページをご参照ください。
https://support.apple.com/ja-jp/HT4933
もちろん、Appleのサイトすべてにこの証明書が設定されているわけではないですが
ご自分のAppleIDやPWを入力する、とっても大事な画面には設定されているのです。
この緑のマークがなくても、Appleのサイトの場合はアドレスにきちんとappleという文字が表示されますね。
ここから、上記のリンク先のページは偽物ということが判明します。
これだけの確証がありますので
その生徒さんには「メールの削除」をお願いしました。
ちなみにAppleの製品について困ったことがあった時のAppleSupportの入り口は
こちらですね
↓
AppleSupport連絡先
http://www.apple.com/jp/contact/
こういう大事な場所を装ってのメール、受信してしまうと
大丈夫かな???と不安に駆られると思うのですが、あわてずにじっくり観察してみてくださいね。
そもそも、iPhoneやiPadを使い、AppleIdの設定をされている場合は
そのアカウントについての大事なメールは、iPhoneやiPadに直接届くはず。
この生徒さんも気づかれていました。
「パソコンにはAppleIDで使ったアドレスをメール受信用に設定していないのにおかしいと思って・・・」
とおっしゃっていましたもの。
そういう嗅覚ってすごくすごく大事ですね。
怪しい!と思ったらまず止まってよく確認。です。
今回は、私もよくよく確認してみました。
これは皆様にお伝えしたい内容ですし、違いを見分けられるようになっていただければ
この手のフィッシングメールに引っかかる心配もないですものね。
皆様、どうぞお気をつけていただき「うん?怪しい!」と思った時には
ちょっと立ち止まって考えてみてくださいませ。
立ち止まっても、う~~~んと困ってしまうときには、どうぞお尋ねくださいね。
。。。ということで今日の長いお話は終わりです。
明日もいつものお部屋でお待ちしております。
寒さ対策万全にお越しくださいね。