・新型インフルエンザ患者発生の状況です。
・流行の終息状況 定点1人未満の県(流行終了の県)
・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3),B型
・第 9週(3月 1日~ 7日) ・37県
・全国平均が終息(1人未満)。
・第10週(3月 8日~14日) ・41県
・第11週(3月15日~21日) ・42県
・第12週(3月22日~28日) ・46県(沖縄のみ流行)
・第13週(3月29日~ 4日) ・47県(新型インフルエンザ流行終了)
・第14週(4月 5日~11日)
・第15週(4月12日~18日)
・第16週(4月19日~25日)
・第17週(4月26日~ 2日)
・第18週(5月 3日~ 9日) ・・・・・今週・・・・・
・感染倍率 0.96倍
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
・・・・
・第14週( 4月 5日~11日) 0.12人 576人 (0.64万人)
・第15週( 4月12日~18日) 0.14人 683人 (0.76万人)
・第16週( 4月19日~25日) 0.20人 947人 (1.05万人)
・定点あたり報告数の順位(トップ10)
4月11日 4月18日 4月25日
1 佐賀 佐賀 佐賀
2 沖縄 山梨 山梨
3 新潟 岩手 広島
4 山口 山口 山口
5 滋賀 新潟 岩手
6 福島 沖縄 福島
7 山梨 広島 新潟
8 岐阜 福島 福岡
9 広島 宮崎 山形
10 鹿児島 徳島 愛知
・コメント
1位 佐賀 1.92人
2位 山梨 0.98人
3位 広島 0.91人
1位は佐賀、2位の山梨、4位山口は変わらず。
福岡、山形、愛知が入り沖縄、宮崎、徳島が外れました。
佐賀、新潟、広島、山口、福島、山梨はご常連です。
ご常連は6割と前の週より1割増です。
長らくトップ10常駐の沖縄がついに圏外の11位です。
どうも御苦労さまでした。
・沖縄の状況
14週 15週 16週
4月11日 4月18日 4月25日
定点あたり 0.71人 0.47人 0.31人
沖縄推計値 0.04万人 0.03万人 0.02万人
累積患者数 46.0万人 46.0万人 46.0万人
100人に 33.2人 33.2人 33.2人
累積未成年患者数 31.6万人 31.6万人 31.6万人
100人に 93.4人 93.5人 93.5人
県別順位では前回6位から11位に後退、順調に減少中です。
佐賀は季節性インフルが流行の主流でしたが、沖縄は今のところ季節性インフルの
流行の兆しはなさそうです。
沖縄は、新型インフルによる「干渉効果」が強く作用しているのかもしれませんね。
・病原体サーベイランス(発生動向調査)
ウイルスのチェック数は、去年の5月17日に国内感染が神戸で確認されてから
ようやく上がり始めている。
今考えると、これではどうにも遅い。
海外での発生がある程度の数になったら、国内に侵入してきている可能性を
考えるべきでしょう。
本来はその時点ですでにかなりの数の国内のウイルス確認がなされている事が
望ましい。
今回の神戸での最初の集団感染の発見が遅れたのは、現行のやり方が
パンデミックに対応できないということの「例証」になっています。
なにせ現行のやり方は「医者が疑いを持つか否か」でスタートスイッチが入ったり
入らなかったりと、「医師の感性まかせ」ですから。
そのうえ、現状のやり方では、「後追いの説明用データ」にしかならない。
「流行が始まりました。」、「ウイルスの種類は○○です。」というのでは対応が
遅れるのは当然。
患者発生数と同期してウイルス確認数が上がってゆく今のやり方では、
防衛情報としてはなんとも「遅い」。
先手必勝でしょう、やはり。
流行開始前に「ウイルス確認がフル回転」というのが理想的ですね。
などなど、いろいろとパンデミックに対応できるように作り変える必要があります。
物事の後追い説明ができればいいというのは、研究者のお考え。
「対策をとる。」あるいは「防衛する。」というのは、ウイルスくんの1歩先を行かないと
だめでしょう。
防衛や対策は「研究者の仕事」ではないのかもしれませんね。
日本には「研究所」はいっぱいあるけれど、常在の「対策センター」はありません。
定点1人を割れば、「今シーズンは終了」とばかりの店じまいがほとんど。
春だというのに、まったくお寒い現状ですね。
・流行の終息状況 定点1人未満の県(流行終了の県)
・第 8週(2月22日~28日) ・季節性インフルエンザが復活 A(H3),B型
・第 9週(3月 1日~ 7日) ・37県
・全国平均が終息(1人未満)。
・第10週(3月 8日~14日) ・41県
・第11週(3月15日~21日) ・42県
・第12週(3月22日~28日) ・46県(沖縄のみ流行)
・第13週(3月29日~ 4日) ・47県(新型インフルエンザ流行終了)
・第14週(4月 5日~11日)
・第15週(4月12日~18日)
・第16週(4月19日~25日)
・第17週(4月26日~ 2日)
・第18週(5月 3日~ 9日) ・・・・・今週・・・・・
・感染倍率 0.96倍
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第48週(11月23日~29日) 39.63人 190801人 189万人
(第48週がピーク)
・・・・
・第14週( 4月 5日~11日) 0.12人 576人 (0.64万人)
・第15週( 4月12日~18日) 0.14人 683人 (0.76万人)
・第16週( 4月19日~25日) 0.20人 947人 (1.05万人)
・定点あたり報告数の順位(トップ10)
4月11日 4月18日 4月25日
1 佐賀 佐賀 佐賀
2 沖縄 山梨 山梨
3 新潟 岩手 広島
4 山口 山口 山口
5 滋賀 新潟 岩手
6 福島 沖縄 福島
7 山梨 広島 新潟
8 岐阜 福島 福岡
9 広島 宮崎 山形
10 鹿児島 徳島 愛知
・コメント
1位 佐賀 1.92人
2位 山梨 0.98人
3位 広島 0.91人
1位は佐賀、2位の山梨、4位山口は変わらず。
福岡、山形、愛知が入り沖縄、宮崎、徳島が外れました。
佐賀、新潟、広島、山口、福島、山梨はご常連です。
ご常連は6割と前の週より1割増です。
長らくトップ10常駐の沖縄がついに圏外の11位です。
どうも御苦労さまでした。
・沖縄の状況
14週 15週 16週
4月11日 4月18日 4月25日
定点あたり 0.71人 0.47人 0.31人
沖縄推計値 0.04万人 0.03万人 0.02万人
累積患者数 46.0万人 46.0万人 46.0万人
100人に 33.2人 33.2人 33.2人
累積未成年患者数 31.6万人 31.6万人 31.6万人
100人に 93.4人 93.5人 93.5人
県別順位では前回6位から11位に後退、順調に減少中です。
佐賀は季節性インフルが流行の主流でしたが、沖縄は今のところ季節性インフルの
流行の兆しはなさそうです。
沖縄は、新型インフルによる「干渉効果」が強く作用しているのかもしれませんね。
・病原体サーベイランス(発生動向調査)
ウイルスのチェック数は、去年の5月17日に国内感染が神戸で確認されてから
ようやく上がり始めている。
今考えると、これではどうにも遅い。
海外での発生がある程度の数になったら、国内に侵入してきている可能性を
考えるべきでしょう。
本来はその時点ですでにかなりの数の国内のウイルス確認がなされている事が
望ましい。
今回の神戸での最初の集団感染の発見が遅れたのは、現行のやり方が
パンデミックに対応できないということの「例証」になっています。
なにせ現行のやり方は「医者が疑いを持つか否か」でスタートスイッチが入ったり
入らなかったりと、「医師の感性まかせ」ですから。
そのうえ、現状のやり方では、「後追いの説明用データ」にしかならない。
「流行が始まりました。」、「ウイルスの種類は○○です。」というのでは対応が
遅れるのは当然。
患者発生数と同期してウイルス確認数が上がってゆく今のやり方では、
防衛情報としてはなんとも「遅い」。
先手必勝でしょう、やはり。
流行開始前に「ウイルス確認がフル回転」というのが理想的ですね。
などなど、いろいろとパンデミックに対応できるように作り変える必要があります。
物事の後追い説明ができればいいというのは、研究者のお考え。
「対策をとる。」あるいは「防衛する。」というのは、ウイルスくんの1歩先を行かないと
だめでしょう。
防衛や対策は「研究者の仕事」ではないのかもしれませんね。
日本には「研究所」はいっぱいあるけれど、常在の「対策センター」はありません。
定点1人を割れば、「今シーズンは終了」とばかりの店じまいがほとんど。
春だというのに、まったくお寒い現状ですね。