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温泉の効用

2021-05-10 21:23:25 | 日々の雑感
スズランの季節
北海道では、コロナと関係なくスズラン咲き誇っていることでしょう
自然は私たちと関係なくまわっている
多分
人類がいなくなっても季節は巡る




ベルツ博士が医学的に温泉の効用を説いた最初?


明治時代にドイツより招かれたお雇い外国人の一人だ。
日本に近代医学を紹介して教え、明治天皇の侍医でもあったはず。30年近く日本に住み、妻も日本人であった。
彼は草津温泉を愛して世界に紹介し、温泉の効用を説いた。

今から20年近くに前に交通事故で九死に一生を得たが、全治3ヶ月の重傷(リハビリは更に1年以上)で、毎日鍼治療に通い、栃木県那須の山奥の温泉にも逗留した。
この温泉は、秘湯番組などになるとよく登場する。三斗小屋温泉、ランプの宿である。2件の宿があるのだが、私の20代の頃からの定宿は大黒屋。事故に遭ったあとにその旨を宿の主人に電話で話したら、温泉に入りに来いといわれた。しかし、歩かないとたどりつけない温泉で、歩けるようになったら・・と。
何とか杖で歩けるようになって、荷物をみんなもってもらって、宿の人たちが荷物をあげる「秘密みち・・最短コース」で登った。

この大黒屋の温泉効能説明にベルツ博士が出てくるのだ。
ベルツ博士お墨付きのよく効く温泉。
まあ、今時の言葉でいえば、掛け流し,掘ってくみ上げたのではなくて自噴しているモノを引いている、加熱無し、これは江戸時代からそのまま。
だから日によって温度が違うし、豪雨の次の日は濁っているという野性味たっぷり自然温泉。
今だからいえますが(知識が増えた)こういう温泉は最強だと思う。
更にここは、電気がないし(最低限の自家発電)テレビもないし夜は9時になったらランプのみで寝るしかない。食事も日本食で質素。
忙しいと「手伝ってくれえ」と宿の人に階下から叫ばれるとヘルプの皿洗いと皿ふきはするけど(腹ごなし 笑)あとはボーとして温泉に入るか寝るか本を読むか山を散策するか。
時たま、ランプの下で宿の面々と酒盛りをすることはあったけど。
これで、元気にならない人はいないだろう。
ここ、夜になると時々○○もでたりして・・ホントです・・とにかく浮き世離れしている。
私がここに行った最初は、ストレス性の胃炎を療治するためであった。
10日滞在、すっかり胃袋爽快で帰宅した。
ちなみ飲泉(温泉飲)もできる。→これが効いた,多分。

話をもどすが
この三斗小屋温泉に二週間ばかり逗留して鍼治療にいったら、いわれた。
「〇〇さん(→私の名前)の体は温泉が一番効くようだよ」
背中全体が打撲で真っ黒に近かったのがきれいになっていたらしい。
このとき「私の身体は温泉が効く」の刷り込みが永遠に。
この鍼の先生、凄腕。顔面マヒの後遺症も彼に鍼で直してもらったし。
こういう人から言われたら、永遠の刷り込みにもなりますわ。
信頼しています。亡弟たちもイッサの闘病の時もいろいろと助言をいただき、助けていただいた。
以来、体調不良だと温泉!温泉。
今回は、4月に2回の整形外科と5月はじめの腰痛。
これは10日療治しよう、と決めて、本日が満願。
朝イチにどっぷりちょうど1時間温泉浴した。
腰痛は痛みが消えた。
足は膝の血行促進マシーン(パナソニック)も毎日しているが、足を踏み出すたびに走る激痛はない。
人間、循環が命だねえ。

ありがとう!温泉。
地球の恵みにペコリ。
加齢現象に悩む私メの強い味方。




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