修学旅行中の中学生が作品壊す…作者がコメントを発表「若いうちは失敗するもの」 新潟市長は…
テレビ新潟 6/10日配信
新潟県十日町市にある美術館の展示作品を新潟市の中学生が破損させた問題です。 十日町市は新潟市に損害賠償を請求する方針ですが、新潟市長は6月10日の会見で謝罪し、「責任を果たしたい」と述べました。
破損したのは十日町市の「越後妻有里山現代美術館MonET」に展示されていた作品2点です。
ことし4月、修学旅行で訪れた新潟市の中学生2人が壊したものでこちらの作品、「LOST#6」は全損し現在、修復は困難な状態です。
新潟市によると学校の聞き取りに対し生徒たちは「踏んでしまった」と話しているということです。 美術館は警察に被害届を提出しています。また作品を所有する十日町市は新潟市に損害賠償を請求する方針です。
これに対し、新潟市の中原市長は10日の会見で次のように述べました。
【新潟市 中原八一 市長】
「作品を破損させてしまった件につきましては心からお詫び申し上げます。十日町市と賠償につきましては協議を進め新潟市としての責任をしっかり果たしていきたい」
一方、全損した作品「LOST#6」の作者で現代美術家のクワクボリョウタさんが9日、自身のツイッターでコメントを発表しました。
<クワクボリョウタ氏のツイッターより> 「誰でも若いうちはちょっとした失敗をするもので、今回結果だけ見れば一線を越えていたかもしれませんが、それでも誰かに怪我を負わせたわけではありません・・・作者はまだ生きていて作品を修復する気力も体力もあります」
その上で「事件が悪い爪痕を残さないよう、最善を尽くしたい」としています。
クワクボさんのコメントに中原市長は…
【新潟市 中原八一市長】
「生徒の今後のことを十分ご配慮いただきまして生徒が前を向いて進むことができるメッセージ、コメントをいただいたというふうに 感じています」
今回の問題を受け、市は各市立学校に対して修学旅行の前の指導を徹底するよう呼びかけたということです。
・・・コメント欄にはごもっともな意見、大変手厳しいご意見が並んでいます。以下は私が一番共感した意見・・・・・・・・・・・・・
囲いとかで入らないようにしてあったのに入って、壊したのに黙ってて他の生徒から先生への密告で事件が明るみに。
同情の余地がないようにしか見えないし市とかの税金ではなく壊した本人と保護者が誠心誠意謝って損害賠償や慰謝料を払うべきでは?と思える。こんなことしなければもっと有効活用できただろうに。
生きているから作れると作者は言われるけど、モチベーションだったり労力だったりがもう一度ってなると違うし、全く同じものは作れないんだからもっと怒っていいし、気遣いされててすごく優しいなと思う。
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クワクボさんは確かにお優しい。そして心が広いとは思うが。
自分のところに話しに来て欲しい、謝罪にきて欲しいくらいは発言してほしかった。
でも、そう言うと、またあれこれ言われるかな・・・私なら言うわ、直接謝罪が欲しい、と。それが真に子どものためだから。
市が謝罪して、賠償して終わり、それで作者は作品もう一度つくって完了って話じゃ無いと思う。
市長の問題ではなくて、個人のレベルなのに、市と市の話ばかりが前面に出てきていて、おかしい。これで終わりにしないでください。
親御さんはお子さん達を連れて作者に頭を下げに行ってほしい。(既にされていたら、すみません)
先日YouTubeで,万引きした子どもの親に連絡するとやってきて謝罪どころか「お金払えばいいんでしょ」的は人がほとんどだって言うのを見たが、同じ臭いがしてならない。
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話横道ですが
学校名も、個人名も既に匿名掲示板とかで知られているようです。なんか、怖い時代です。