ハイドロゾルのおいしさ

　まず、最初に伝えておきますが、アロマショップや雑貨屋さんなどで、「化粧品」として扱われているものは使わないでください。化粧品として登録するにはアルコールや保存料が添加されていることがほとんどだからです。しかし化粧品であっても何も添加していないものであれば、実は飲用できるんです。ただし、それが製造されてからどのくらい経っているのかわからない様であれば、やはり避けたほうがいいかと思います。メーカーや販売店に相談しても化粧品基準になっているばあい、あまり大っぴらに勧めないでしょう。やはり自己責任です。食用として登録してあるものであれば、法の後ろ盾がありますから大丈夫と言ってくれるでしょう。

　以前ハイドロゾルの講座で知り合った方が、ゼラニウムウォーターは凄く美味しい、と言っていたので、家に帰って飲んでみましたがそれほどでもなかったんです。ハイドロゾルの鮮度や各自の好みもありますので、この辺はむずかしいところです。

　井上重治先生の本にハイドロゾルの飲みやすさを5段階評価で示した図が掲載されていました。その中で5点満点だったものは、

ユズ、ドクダミ、パルマローザ、ジャーマンカモミール、タイムブルガリス、スペアミント、ローズマリー、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、アルベンシスミント、ベルガモットミント

などが挙げられていました。レモン様の香りやミントが好まれるのはなんとなくわかりますね。ただ、ミントの中でもペパーミントは4点でした。ほかにネロリは4点、ローズは3点、ユーカリなどは1点でした。

個人的にユズやドクダミは美味しいと思うけど、ローズマリーやタイムプルがリスはあまり美味しいとは思えませんね。ただ平常時にローズマリーを飲んでも左程美味しいとは思わないけど、スポーツをした後にはわりと美味しく感じるので、その時の体調やシチュエーションもあるのでしょうね。

　しかしながら、この調査は5人の被験者によるものらしいです。データとしては5人は少ないですね。この先より大勢の人が体験してみる必要があるかと思います。







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