イジメ対策はいじめられる前に
カミサンが,
「コータ(小6・長男)がいじめられているのではないか。」
と心配している。
どうも表情がさえない・・・らしい。
「担任の先生に相談したほうがいいのではないか。」
と,やや本気で心配している。
私から見ても,やや暗いかなぁ~という感じに見えなくもないが,果たして,どうしたものだろうか。
カミサンのお母さんは,イジメられて,泣いて帰ってきた長男(カミサンのお兄さん)に仁王立ちでこう言い放ったそうだ。
「いじめられて泣いて帰ってくるとは
情けない!ソイツを一発ぶっ飛ばして
来るまで,家には入れん!」
・・・と。
まさに,肝っ玉母さん!
(笑)
最近では,イジメがあった場合,学校の先生がなんとかするのが常識になっているようだ。
子供は,イジメを克服する力をつける必要のないまま,大人になっていくのだろう。
イジメはなくなることはないのだから,小さい頃から,【イジメに負けないように鍛えておく,そうい準備をしておく】心構えは是非必要だと思う。
ちょっとしたイジメなら,
「負けんな!やりかえして来い!」
って言えるくらいの力を(事前に)つけてあげておかないと子供がかわいそうだ。
その上で,イジメに遭うことも当然あるだろうから,学校に相談することもあるだろうが,甘やかすだけ甘やかして,【友達と人間関係をどう結ぶか】や【友達とどう折り合いをつけていくか】なんかも身に付けさせず,ひたすらわがままに育てておいて,いざ,問題があったら,『学校がなんとかしろ。』じゃぁ,先生がかわいそうだ。
お恥ずかしい話だが,コータがへこんで帰ってきた場合,
「オマエならできる!負けんな!」
って励ますこともあるし,実際に抱きしめてあげることもある。
でも,基本的に,コータの人間関係の折り合いは,コータが工夫してつけるべきだと思っている。小学校なんだから,多少の失敗はあるもんだと思う。
大人だって完璧に人間関係をコントロールするなんてことはできないし,誤解のないってことはありえない。
その度に,反省したり,工夫したりしていくもんだ。
だから,もし,コータがいじめられたら,
「イジメられてどうする!
きっちりやり返して来い!」
って言って突き放しても大丈夫なくらい鍛えておいてあげるのが,大事なことだと思う。
アイツが出て行く世の中には,【優しい人】ばかりはいないのだから・・・。