シンケンジャーウィンナー第２幕「あった！」

結局、最初のスーパーにはなく、次のスーパーに行くことになりました。

このスーパーMには、シンケンジャーソーセージがあるらしいのです。

「おばあちゃんと来たときに、たしかシンケンジャーソーセージがあったよ。」

という、シュンタのリサーチを信じて、やってきました。

シュンタ（小４）のリサーチ通りに、そこにシンケンジャーソーセージはありました。

たった４つだけ残ったシンケンジャーソーセージを、【満面の笑顔で大人買い】です！！

大人になってよかった！

がんばって働いていてよかった！


・・・まてよ。

俺が、【大人買い】して、一人で喜んでいいものだろうか。

シンケンジャーソーセージは、本来、【心正しいチビッコ】のためにあるのではないか？？

・・・そんな思いがふと、心をよぎりました。

心の中に、「第十二幕「史上初超侍合体」で、保育士のお姉さんに
「帰れます？」
って尋ねられたあとの、歩道の上での回想シーンと同じＢＧＭが流れてきました。
・・・・そして、２個だけとって、残りの２個を商品棚に返しました。


・・・その後、肉のコーナーで、シンケンジャーウィンナーを手に入れて、ニコニコしていたら、さっき私が、返したシンケンジャーソーセージを嬉しそうに握って、

「ママ！！あったよ！買って買って買って！！」

とねだっている元気な男の子（４才くらい）が走っていきました。
お母さんは、

「もう、うるさいね。（^ー^）。」

って言いながら、ニコッと笑って、買い物かごに入れてありました。

【大人買い】なんて、大人気ないことしなくてよかったなぁ～。

って、思いました。今度、たっくさん残っている時に、【大人買い】します。

【夜泣き屋】もよろしくお願いします。
http://naomi4388.hp.infoseek.co.jp/

シンケンジャーウィンナー 第１幕「ない？」

ゴールデンウィークと言えば、


・・・そう、バーベキュー。

バーベキューには、肉はつきもの。しかし、４０も超えた体になった今は、肉にはそれほど頓着なく、むしろ、カマボコを焼いて食べた方がおいしかったりするもんです。

・・・で、バーベキューで焼くウィンナーを、今年は

シンケンジャーウィンナーにしてくれ。

と、頼んだところ、

「いつも行くスーパーには、ないわよ。」

と、つれない返事。

しょうがないので、息子と、いつもと違うスーパーにシンケンジャーウィンナーを探しに行きました。

プリマハム、シンケンジャーウィンナー。

どうも、商品棚にはありません。



・・・ない。


どうしよう。


小４の息子が、

「パパ、僕が、『シンケンジャーウィンナーありますか？』って聞こうか？そっちの方が自然やろ？」

って、気を利かせてくれました。

グッジョブ！シュンタ！
(゜∀゜)d

生き終えたロックスター

その４　['09_05_03]
【生き終えたロックスター】

高校生の頃、憧れてたロックスターが、ガンで亡くなりました。

ロックスターには欠かせない【声帯】を守るため、外科的手術をはずして治療し、最後までロックスターであり続けたということでした。

そのロックスターの在りし日の復活ライブがテレビで流されました。

さすがに動きのキレは、若い頃ほどは感じませんでしたが、生き生きと歌い踊る姿は、まぎれもないロックスターでした。

ステージの上のロックスター。

・・・なんとなく、わかります。

自分も、若い頃は気づきませんでしたが、最近は、教壇に立った瞬間、体温が少し上がり、気持ちが高揚するのを感じます。
脳内で、何かが分泌している確かな手ごたえを感じるのです。

教壇の上でさえ、こんななのですから、１万人から受ける声援って、どんな気持ちになるんでしょうね。

声帯を捨てれば、死ななかったかもしれない。でも、それは、死なないだけで、【生きている】というのとは、違う姿に感じたのかもしれません。
声帯を持つことにこだわれば、命が短くなってしまったかもしれない。だけど、彼にとっての【生きている証】がそこには感じられた。

死なない人生よりも、生きる人生を選んだロックスターには、

【死んだ】

と言わずに、

【生き終えた】

と、言ってあげましょう。