夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

変な、高揚感と満足感②

2013-04-20 17:58:42 | Weblog
その②

飲み会に行きたくないからと言って、遅刻したからと言って、不機嫌な顔を見せることは、できない。

最近の若いヤツは、上司にも平気でくってかかるヤツもいる。
そんなヤツの企画した歓迎会なんて行きたいものか!


でも、【職場の潤滑油】と化した私は、上にも下にもペコペコと頭を下げ、着ているものや髪型を褒めてまわり、お酒をついでまわり、注がれた酒は、すべてサッと飲み干す。



もちろん、2次会にも喜んで行く。

そして、2次会の居酒屋の天井を見ていて、

「もう、死のう。」

って、思った。

そしたら、なんか、急に安心した気持ちになった。

さらには、変な高揚感さえ感じてしまった。

あの世で、待ってる人のために、がんばろう。

コッチは、もうイイや。



天井からぶら下がっている提灯(ちょうちん)を見ながら、

なんか、そんな気持ちになった。


あのまま帰ってたら、死ねたと思う。


その後、しつこい退職間際の爺さんが、しつこくスナックに誘うので、3次会に行くことになった。

場末のやっすいスナックで、酒を浴びるほど飲んだら、

つぶれて、記憶をなくしてしまい、気がついたら、自分の布団に寝てた。



「【死ぬ】のは、【逃げ】よ。」

いつか、アイツから言われたことがある。

今でも、アイツは、私にそう言ってくれるだろうか。

「あなたみたいな、役に立たない人は、死んでもだれも困らないよ。
死ねるほどの意気地もないくせに。」

って、言われるかもしれない。


そして、また、なぜか今日も生きている。



変な、高揚感と満足感①

2013-04-20 15:30:49 | 子育て
職場の歓迎会・・・遅刻した。

理由は、
「行きたくなかったから。」

中間管理職の下のポジションにいる私は、

上からは、アゴでコキ使われ、
下からは、ちょっと新しい仕事を頼むと、
「聞いてない!」「そんな新しい仕事入れる暇ない!」
と、すごい勢いで文句を言われ・・・

上からも下からも、
【職場がちらかっていること】から【外でのイベントごとに雨が降ること】まで、うまく行かないことは、全部、私のせいにされる。


あまりにも不愉快極まりないので、キレた目をしてにらむと、上の中間管理職から、個室に呼び出され、

「君は、【現場のリーダー】であり、【現場を回す潤滑油】でもあるのだから、そんな目で人を見てはいけない。」

と、厳しいご指導を受ける。


人がしたがらない仕事は、全部、私の机に積まれ・・・

その仕事に追われているうちに、ボスから頼まれた仕事をし忘れて、叱られる。

その様子を見ている【下の方々】が、【仕事のさばけないかわいそうな人】っていう目で私のことを見る。

そして、【そんな仕事のさばけない人の言うことなんか聞かないわよ。】・・・みたいな目で反抗してくる。

そうして、私の机に、また仕事が積まれていく。



そんなことだことだら、行きたくなかったのだ。

・・・で、思いっきり遅刻した。

(つづく)