夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

おふくろの、悲しそうな顔

2014-07-03 00:22:01 | Weblog
【おふくろのあんな微妙な表情、初めてみた。】
「かなしい顔」・・・じゃなくて、「かなしそうな顔」



ウチのおふくろさんは、21の時に、私を産みました。

子育ては、若さに任せたパワープレーで、いつも怒鳴られていたような気がします。

それゆえか、反抗期の反抗も強くて、いつもケンカをしていました。


そういう私とオカンをいつも見ていた妹たちは、母親になった今、私とオカンに。


「若くてお母さんになって、兄ちゃんを育てないかんかったオカンもタイヘンやったろうけど、

育てられる方も大変やったろうね~。・・・・本人気づいてないやろうけど。。。」」

って、笑います。


私も、もうちょっとで50です。

こないだ、オヤジんとこに飲みに行った時に、バカ話していっぱい笑って、


「学校の先生ってさ、退職したら、すぐ死ぬやん。

俺も、あと10年くらいやん。

そしたら、かあさん、まだ80くらいやけん、全然余裕で、生きとるやん。

俺の方が先かもしれんね~。ハッハッハ。」

って笑ったら、

おふくろは、クスリともせず、

悲しそうな顔をした。

笑っている顔か、鬼の形相で怒っている顔かのどっちかしかみたことのない私は、

ちょっとびっくりした。


こんなバカ息子でも、自分より先に死ぬっていう想像は、したくなかったのかなぁ。