夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

本当に、偉い人

2014-10-25 10:48:06 | 子育て
【本当に、偉い人】

私は、誕生日に、家族からプレゼントをもらえなくなってしまいました。

ある年の誕生日、プレゼントをもらった私は、正直にこう言ってしまったのです。

「え?これ?
あ~、これかぁ~。」



ええ、そんなことがあったのです。

今回、研究サークルの大先輩が、昇進されるにあたり、【昇進おめでとう会】をすることになりました。

ウチの研究サークルは、縦の系列がビシャーと(*キチンと)しとるので、若手に、


「頼んだね。」

って、言っておけば、ビシャーっと仕切ってくれます。素晴らしい後輩たちです。

昇進のお祝いを、
「無難に、ネクタイにしようかとも思ったけど、
大先輩の趣味もリサーチしたので、
バッチリです!」

と、嬉しそうに話してくれます。

私は、電話で、若い衆に、
「気持ちやもんね、大したものは渡せんかもしれんけど、気持ちやもんね。」
って、話して、

∑( ̄Д ̄;)ノノ
はっ

と、するのです。

いよいよ、プレゼントを渡す瞬間が来ました。

若手が、嬉しそうにプレゼントを差し出すと、大先輩は、ビックリした顔とこれ以上嬉しい顔はできないというような顔をして見せて、

「わーーーー、ありがとう!!」

と、大喜びをしてくれました。

登山用のパンツと、シャツと帽子と、それとハンモックだったのですが、その場で、スーツの上から履いて見せて、シャツも羽織って見せて、

「わーーーー!俺も、もう、明日から仕事行かんで、山にずっと登っとく!」

って、大喜びしてはしゃいでくれました。

ハンモックも、

「これ、ありそうでないっちゃんね~、よう見つけてくれたね~。」

って、大事そうに抱えてみせてくれます。


私は、

ああ、人からプレゼントをもらったときは、こんな風にせないかんとよね。

こうされると、場も盛り上がるし、お酒もおいしいもんね。

それに比べて、俺の【スケール】のなんて小さいことか。

と、嬉しくなったり、寂しくなったりするのでありました。