その4 ['09_05_03]
【生き終えたロックスター】
高校生の頃、憧れてたロックスターが、ガンで亡くなりました。
ロックスターには欠かせない【声帯】を守るため、外科的手術をはずして治療し、最後までロックスターであり続けたということでした。
そのロックスターの在りし日の復活ライブがテレビで流されました。
さすがに動きのキレは、若い頃ほどは感じませんでしたが、生き生きと歌い踊る姿は、まぎれもないロックスターでした。
ステージの上のロックスター。
・・・なんとなく、わかります。
自分も、若い頃は気づきませんでしたが、最近は、教壇に立った瞬間、体温が少し上がり、気持ちが高揚するのを感じます。
脳内で、何かが分泌している確かな手ごたえを感じるのです。
教壇の上でさえ、こんななのですから、1万人から受ける声援って、どんな気持ちになるんでしょうね。
声帯を捨てれば、死ななかったかもしれない。でも、それは、死なないだけで、【生きている】というのとは、違う姿に感じたのかもしれません。
声帯を持つことにこだわれば、命が短くなってしまったかもしれない。だけど、彼にとっての【生きている証】がそこには感じられた。
死なない人生よりも、生きる人生を選んだロックスターには、
【死んだ】
と言わずに、
【生き終えた】
と、言ってあげましょう。
【生き終えたロックスター】
高校生の頃、憧れてたロックスターが、ガンで亡くなりました。
ロックスターには欠かせない【声帯】を守るため、外科的手術をはずして治療し、最後までロックスターであり続けたということでした。
そのロックスターの在りし日の復活ライブがテレビで流されました。
さすがに動きのキレは、若い頃ほどは感じませんでしたが、生き生きと歌い踊る姿は、まぎれもないロックスターでした。
ステージの上のロックスター。
・・・なんとなく、わかります。
自分も、若い頃は気づきませんでしたが、最近は、教壇に立った瞬間、体温が少し上がり、気持ちが高揚するのを感じます。
脳内で、何かが分泌している確かな手ごたえを感じるのです。
教壇の上でさえ、こんななのですから、1万人から受ける声援って、どんな気持ちになるんでしょうね。
声帯を捨てれば、死ななかったかもしれない。でも、それは、死なないだけで、【生きている】というのとは、違う姿に感じたのかもしれません。
声帯を持つことにこだわれば、命が短くなってしまったかもしれない。だけど、彼にとっての【生きている証】がそこには感じられた。
死なない人生よりも、生きる人生を選んだロックスターには、
【死んだ】
と言わずに、
【生き終えた】
と、言ってあげましょう。