【2周目】です。
あっという間の2周目でした。
1週間の楽しみになってました。これを楽しみに、平日の仕事ががんばれました。
いよいよ残すところ1話となり、寂しい気持ちがいっぱいです。
さてさて、
外道衆の人間模様・・・あやかし模様?
特に、ドウコクと、薄皮太夫。
この二人の関係は、アヤカシだけに、【人間の常識的な関係】で計ることは、難しいようです。
人の嘆きや苦しみが、彼らの癒しなのですから、この二人の関係を【愛】みたいなものでなぞろうとすると、なんか違う気がします。
とびっきりの嘆きや苦しみを持っている太夫だからこそ、ドウコクの癒しになれたわけで。。。
ドウコクの癒しになっている間は、太夫は苦しみ続けなければならない。これは、不幸なことに太夫が【元人間のはぐれ外道】だからこそいられるポジションだと思うわけです。
外道衆は、嘆いたり、苦しんだりできない存在なのかもしれません。。。地獄には、永遠に続く苦しみがあるんだと思うのですが、アクマロは、地獄に憧れているシーンもありましたよね。
【元人間のはぐれ外道】だからこそ、太夫には、愛のような気持ちも残っている。それは、もちろん新佐へのゆがんだ思いだったりするのですが。。。
ドウコクは、バリバリの外道なので、【愛する】というような気持ちは、理解できない。また、愛する人も欲しいわけではない。
人の嘆き・苦しみが、生きることも死ぬことも許されない彼らの、唯一のなぐさめであり、癒し。。。
とは言うものの、実際の戦いでは、1の目、2の目と撃破され、たおされていった外道衆なので、命のなくなったからといって、死んだのではない・・・というような、難しくも深い外道衆の存在があるやに思います。
「てめえが三味線を手放すとはなぁ。最期の音色・・・聴いたぜぇ。。。。だが、昔みたいな腹にしみる音じゃなかった。ちっとも響いて来ねえ。」
「あれが、本当の三味だよ。ドウコク。・・・わちきは、初めてうまく弾けた。これほど気が晴れたのは、数百年ぶりだ。」
「もう、俺が欲しかったテメエじゃねえな。」
「昔のようには弾け・・・、二度とな。」
「・・・だったら、終わるか。」
「ああ、それもいいな。」
「んんんんん。」
ボキバキッ・・・
「タユウ・・・タユウ。。。」
「じゃぁな、太夫。」
なんだか、未練とか、情とかを深く感じさせる、色っぽい太夫と、ものすごく無頓着に感じるドウコクのギャップは、どんな感情を感じれるのか、感じられないのかにその差があるような気がします。
アヤカシにとっての情とか、愛とかいうことは、人間にとっての【紫外線】みたいな存在なのかもしれません。見えないし、だからこそ実感がない、みたいな。
出現した、御大将ドウコク。
姫は、
「これから、封印の文字を使う。だが、ある程度の時間が必要だ。みんな、頼む!」
と告げ、インロウマルを流ノ介に、恐竜ディスクを千明に託します。
「これで、戦いが終わるんだ。」
千明がつぶやきに、みんながうなずきます。
圧倒的な強さのドウコクに、果敢に立ち向かうシンケンジャー。
封印の文字を練る姫。
「させるかよ~!」
と、姫への攻撃の瞬間、姫も封印の文字を発動させます。
その封印の文字は、ドウコクを後ろにふきとばし、大爆発!!!
力を出し切って、少しふらつく姫。
「父上、ようやくドウコクを。。。」
とつぶやく姫を見て、うなずく殿。
その爆発の中、踏みとどまるドウコク。
「なんでだよ!」
と、理由がわからないシンケンジャー。
ドウコクは、
「残念だが終わってねぇぜ。太夫、テメエの体、役に立ったぜ。」
ドウコクの胸が白くなっています。
半分人間の体を取り込むことによって、封印のモヂカラから決定的なダメージを受けることを避けられたようです。
「そんな!」
思わずつぶやく姫。
それはそうです。切り札の封印の文字が通じなければ、ドウコクを倒すことができなくなってしまいます。。。
さらに、ドウコクの攻撃で、姫も大きなダメージを負ってしまいます。
とっさに、「煙」で、ドウコクを煙に巻く殿。
太夫が消えたあとに残った白い着物を拾い上げ、無言で肩にかけるドウコク。
視聴者の私たちとしては、太夫がいなくなってしまったことに、なんらかの感傷みたいなものをドウコクに感じて欲しいところなのですが。。。所詮は、外道ですから、そういう感傷を感じて欲しいっていう方が無理な注文なのかもしれません。
命に別状はないものの、封印のモヂカラが通用しないことがわかったお屋敷では、丹波が取り乱しています。
姫は、静かに、
「失敗だった。」
と告げます。
そして、【影】を呼びます。。。。
泣くって、ここで、影呼ばれたら、泣くって。。。。我慢できんくなるって。。
「許せ、丹波は、私のことしか頭にないのだ。。。」
丹波にとっては、姫が全て。これまでの、度重なる丹波の【カチンと来る行動】を、姫は、かばいます。
なんか、理由はわからないのですが、涙がとまらないので、姫のセリフを、全部書き出します。
「ずっと、自分の影がどういう人間なのかと思っていた。。。。
私より時代錯誤ではないな。
私は丹波のせいで、この通りだ。
(ほほえむ殿)
でも・・・会わなくても、ひとつだけわかっていた。。。。。
きっと、私と同じように、独りぼっちだろうと。。。。
いくら丹波や日下部がいてくれてもな。。。
自分を偽れば、人は独りになるしかない。。。」
(「はい」と応える殿)
・・・もう、だめって、泣くって。
殿が答えます。
「ただ・・・・」
「ただ?」
「・・・それでも、一緒にいてくれるものはいます。」
そうなんよ、・・・みんな、殿が大好きやん!!
1視聴者でしかない僕も、殿について行くって!!
「一人ではダメだ。」
という姫に、
「俺も、やっとそう思えるように。。。」
姫が、
「丈瑠、考えがある。」
と、告げて、コマーシャル。
前半、ほとんど息するのも忘れて見てた気がします。
やっと前半終わり。。。。深すぎる。
ここで、【影】と呼ばず。【丈瑠】と呼んでいる姫がいます。
六門船では、シタリが、太夫のおかげで、三途の川の水も増えたし、ドウコクの水切れの心配もなくなったと、話しています。
ドウコクは、肩にかけていた着物を三途の川に投げます。
「なんていうんだろうね~、外道衆のアタシたちに念仏もないだろうし・・・
ドウコク。。。おまえさんも因果だね~。」
・・・おまえさんも因果だね~。。。(?)
【因果】
※過去の原因が、今の結果に結びついていること。過去の悪行が、現在の不幸に続いていること。。。
新佐とのことで、悩んでいる太夫を引き寄せたドウコクの因果が、ドウコクの封印を封じる結果になったということだと思います。
最終決戦に向けて、緊迫した空気のお屋敷。
みんなを集めて、姫が大切な話を始めます。
「シンケンレッドはいる!」
と。
その内容は、「殿を養子として迎え、19代目当主とする。」ということ。
殿は、封印のモヂカラが通じなかったことを意にも介せず、
「力ずくで行く」
と宣言します。
あっという間の2周目でした。
1週間の楽しみになってました。これを楽しみに、平日の仕事ががんばれました。
いよいよ残すところ1話となり、寂しい気持ちがいっぱいです。
さてさて、
外道衆の人間模様・・・あやかし模様?
特に、ドウコクと、薄皮太夫。
この二人の関係は、アヤカシだけに、【人間の常識的な関係】で計ることは、難しいようです。
人の嘆きや苦しみが、彼らの癒しなのですから、この二人の関係を【愛】みたいなものでなぞろうとすると、なんか違う気がします。
とびっきりの嘆きや苦しみを持っている太夫だからこそ、ドウコクの癒しになれたわけで。。。
ドウコクの癒しになっている間は、太夫は苦しみ続けなければならない。これは、不幸なことに太夫が【元人間のはぐれ外道】だからこそいられるポジションだと思うわけです。
外道衆は、嘆いたり、苦しんだりできない存在なのかもしれません。。。地獄には、永遠に続く苦しみがあるんだと思うのですが、アクマロは、地獄に憧れているシーンもありましたよね。
【元人間のはぐれ外道】だからこそ、太夫には、愛のような気持ちも残っている。それは、もちろん新佐へのゆがんだ思いだったりするのですが。。。
ドウコクは、バリバリの外道なので、【愛する】というような気持ちは、理解できない。また、愛する人も欲しいわけではない。
人の嘆き・苦しみが、生きることも死ぬことも許されない彼らの、唯一のなぐさめであり、癒し。。。
とは言うものの、実際の戦いでは、1の目、2の目と撃破され、たおされていった外道衆なので、命のなくなったからといって、死んだのではない・・・というような、難しくも深い外道衆の存在があるやに思います。
「てめえが三味線を手放すとはなぁ。最期の音色・・・聴いたぜぇ。。。。だが、昔みたいな腹にしみる音じゃなかった。ちっとも響いて来ねえ。」
「あれが、本当の三味だよ。ドウコク。・・・わちきは、初めてうまく弾けた。これほど気が晴れたのは、数百年ぶりだ。」
「もう、俺が欲しかったテメエじゃねえな。」
「昔のようには弾け・・・、二度とな。」
「・・・だったら、終わるか。」
「ああ、それもいいな。」
「んんんんん。」
ボキバキッ・・・
「タユウ・・・タユウ。。。」
「じゃぁな、太夫。」
なんだか、未練とか、情とかを深く感じさせる、色っぽい太夫と、ものすごく無頓着に感じるドウコクのギャップは、どんな感情を感じれるのか、感じられないのかにその差があるような気がします。
アヤカシにとっての情とか、愛とかいうことは、人間にとっての【紫外線】みたいな存在なのかもしれません。見えないし、だからこそ実感がない、みたいな。
出現した、御大将ドウコク。
姫は、
「これから、封印の文字を使う。だが、ある程度の時間が必要だ。みんな、頼む!」
と告げ、インロウマルを流ノ介に、恐竜ディスクを千明に託します。
「これで、戦いが終わるんだ。」
千明がつぶやきに、みんながうなずきます。
圧倒的な強さのドウコクに、果敢に立ち向かうシンケンジャー。
封印の文字を練る姫。
「させるかよ~!」
と、姫への攻撃の瞬間、姫も封印の文字を発動させます。
その封印の文字は、ドウコクを後ろにふきとばし、大爆発!!!
力を出し切って、少しふらつく姫。
「父上、ようやくドウコクを。。。」
とつぶやく姫を見て、うなずく殿。
その爆発の中、踏みとどまるドウコク。
「なんでだよ!」
と、理由がわからないシンケンジャー。
ドウコクは、
「残念だが終わってねぇぜ。太夫、テメエの体、役に立ったぜ。」
ドウコクの胸が白くなっています。
半分人間の体を取り込むことによって、封印のモヂカラから決定的なダメージを受けることを避けられたようです。
「そんな!」
思わずつぶやく姫。
それはそうです。切り札の封印の文字が通じなければ、ドウコクを倒すことができなくなってしまいます。。。
さらに、ドウコクの攻撃で、姫も大きなダメージを負ってしまいます。
とっさに、「煙」で、ドウコクを煙に巻く殿。
太夫が消えたあとに残った白い着物を拾い上げ、無言で肩にかけるドウコク。
視聴者の私たちとしては、太夫がいなくなってしまったことに、なんらかの感傷みたいなものをドウコクに感じて欲しいところなのですが。。。所詮は、外道ですから、そういう感傷を感じて欲しいっていう方が無理な注文なのかもしれません。
命に別状はないものの、封印のモヂカラが通用しないことがわかったお屋敷では、丹波が取り乱しています。
姫は、静かに、
「失敗だった。」
と告げます。
そして、【影】を呼びます。。。。
泣くって、ここで、影呼ばれたら、泣くって。。。。我慢できんくなるって。。
「許せ、丹波は、私のことしか頭にないのだ。。。」
丹波にとっては、姫が全て。これまでの、度重なる丹波の【カチンと来る行動】を、姫は、かばいます。
なんか、理由はわからないのですが、涙がとまらないので、姫のセリフを、全部書き出します。
「ずっと、自分の影がどういう人間なのかと思っていた。。。。
私より時代錯誤ではないな。
私は丹波のせいで、この通りだ。
(ほほえむ殿)
でも・・・会わなくても、ひとつだけわかっていた。。。。。
きっと、私と同じように、独りぼっちだろうと。。。。
いくら丹波や日下部がいてくれてもな。。。
自分を偽れば、人は独りになるしかない。。。」
(「はい」と応える殿)
・・・もう、だめって、泣くって。
殿が答えます。
「ただ・・・・」
「ただ?」
「・・・それでも、一緒にいてくれるものはいます。」
そうなんよ、・・・みんな、殿が大好きやん!!
1視聴者でしかない僕も、殿について行くって!!
「一人ではダメだ。」
という姫に、
「俺も、やっとそう思えるように。。。」
姫が、
「丈瑠、考えがある。」
と、告げて、コマーシャル。
前半、ほとんど息するのも忘れて見てた気がします。
やっと前半終わり。。。。深すぎる。
ここで、【影】と呼ばず。【丈瑠】と呼んでいる姫がいます。
六門船では、シタリが、太夫のおかげで、三途の川の水も増えたし、ドウコクの水切れの心配もなくなったと、話しています。
ドウコクは、肩にかけていた着物を三途の川に投げます。
「なんていうんだろうね~、外道衆のアタシたちに念仏もないだろうし・・・
ドウコク。。。おまえさんも因果だね~。」
・・・おまえさんも因果だね~。。。(?)
【因果】
※過去の原因が、今の結果に結びついていること。過去の悪行が、現在の不幸に続いていること。。。
新佐とのことで、悩んでいる太夫を引き寄せたドウコクの因果が、ドウコクの封印を封じる結果になったということだと思います。
最終決戦に向けて、緊迫した空気のお屋敷。
みんなを集めて、姫が大切な話を始めます。
「シンケンレッドはいる!」
と。
その内容は、「殿を養子として迎え、19代目当主とする。」ということ。
殿は、封印のモヂカラが通じなかったことを意にも介せず、
「力ずくで行く」
と宣言します。