刑務所では、囚人の管理を【信頼関係】を軸に行っているんだって。
刑務所は、【罪をつぐなう場所】であると同時に、【更正施設】であるということが重要らしい。
看守は、笑顔で「○○くん」って話しかけ、これまで温かく期待されることの少なかった人ほど、心を開いてくれるらしい。
・・・その話が、どこまで本当かわわからないけれど、同じようなことあるんだなって思った。
【チビちゃんたちの気持ちを読む。】
あるところで働いていたときに、そこのボスに言われたことがある。
「なぁ、R、おまえ、【徹底】しようとしたやろ。若い時は【徹底】したくなるもんなんだよな。だけど、徹底すると、チビちゃんたちにとってはきつくなることってあるんだよな~。」
『このおっさん、何が言いたいんだろ。。。』
って、意味がわからなかった。
だけど、まわりのうまくいかないクラスを見たり、強烈にきびしいクラスをもったりしたら、少しわかった。
【どんな簡単なことでも、全員に同じことを同じレベルで要求するのは、不可能】
・・・なのだ。
それを、大きなエネルギーをつかって【徹底】しようとすると、その枠に入りきれないごくごく一部の子を、枠の外に出すことになる。
疎外感をもった子は、仲間ではないので、グループのルールに、【はまらなくてもよい】ことになる。
その【アウトローっぷり】に憧れる【バカな日和見】たちが、そのアウトローに続く。
その【アウトローグループ】が、全体の20%ほどになった頃、それは、マイノリティから一気にメジャーな存在になって、そのグループが【新しいルール】を作り始める。
こうして、【先生がせっかつ作ったクラスの秩序】は崩壊していく。
・・・そんなクラスをいくつも見てきた。
・・・もっとおそろしいことは、【こんなことは、どこのクラスでも、いつでも起こりうること】なのである。
【チビちゃんたちの気持ちを読む】
チビちゃんたちは、
『偉い先生に怒られたいのか。』
それとも、
『大好きな先生にほめられたいのか。』
ちょっと考えれば、・・・いや、考えなくても【当たり前の感覚をもった人】ならすぐにわかるはず。
【大好きな先生にほめられたいのだ。】
例えば、いろいろな理由で、椅子に30分座ることが難しい子がいる。(それは発達に障害があるのかもしれないし、発達の過程なのかもしれない。)
その子に大きなエネルギーをさいて叱り続けるより、きちんと座ってる子をほめたり、その子自身が15分座っておけたことをほめた方が、より100%に近づける可能性が高いのではないかと、最近考えている。
きちんと座っているのをほめられるのを知った【頭のいい日和見たち】は、
「ぼくもちゃんと座っていれば、ほめられるかもしれない。」
と、考えてくれるかもしれないからだ。
この期待に応えられる先生が、【大好きな先生】になれる可能性があるということ。
そして、当たり前のことをして、ただそれをほめられるだけなのに、チビちゃんたちは、そんなことでも、自分に自信をもつようだ。
どうせ100%の達成が無理なのを知った時、
『なんて能力の低い子供なのだろう、きっとこれまでの育て方に問題があったのだ。こんなのを100%にするのは無理だ。』
と、考えるのか、
『あの子も、明日か1週間後か、1年後かには、できるようになるよ。だって、今日は5分もできたもの。みんなで温かく見守っていこうね。』
っていう雰囲気があるクラスをつくろうとするのか。。。。
刑務所の話を例えに、クラスの話をするのは乱暴だと、笑われるかもしれないけれど。。。。
・・・・そんなことを考えました。
刑務所は、【罪をつぐなう場所】であると同時に、【更正施設】であるということが重要らしい。
看守は、笑顔で「○○くん」って話しかけ、これまで温かく期待されることの少なかった人ほど、心を開いてくれるらしい。
・・・その話が、どこまで本当かわわからないけれど、同じようなことあるんだなって思った。
【チビちゃんたちの気持ちを読む。】
あるところで働いていたときに、そこのボスに言われたことがある。
「なぁ、R、おまえ、【徹底】しようとしたやろ。若い時は【徹底】したくなるもんなんだよな。だけど、徹底すると、チビちゃんたちにとってはきつくなることってあるんだよな~。」
『このおっさん、何が言いたいんだろ。。。』
って、意味がわからなかった。
だけど、まわりのうまくいかないクラスを見たり、強烈にきびしいクラスをもったりしたら、少しわかった。
【どんな簡単なことでも、全員に同じことを同じレベルで要求するのは、不可能】
・・・なのだ。
それを、大きなエネルギーをつかって【徹底】しようとすると、その枠に入りきれないごくごく一部の子を、枠の外に出すことになる。
疎外感をもった子は、仲間ではないので、グループのルールに、【はまらなくてもよい】ことになる。
その【アウトローっぷり】に憧れる【バカな日和見】たちが、そのアウトローに続く。
その【アウトローグループ】が、全体の20%ほどになった頃、それは、マイノリティから一気にメジャーな存在になって、そのグループが【新しいルール】を作り始める。
こうして、【先生がせっかつ作ったクラスの秩序】は崩壊していく。
・・・そんなクラスをいくつも見てきた。
・・・もっとおそろしいことは、【こんなことは、どこのクラスでも、いつでも起こりうること】なのである。
【チビちゃんたちの気持ちを読む】
チビちゃんたちは、
『偉い先生に怒られたいのか。』
それとも、
『大好きな先生にほめられたいのか。』
ちょっと考えれば、・・・いや、考えなくても【当たり前の感覚をもった人】ならすぐにわかるはず。
【大好きな先生にほめられたいのだ。】
例えば、いろいろな理由で、椅子に30分座ることが難しい子がいる。(それは発達に障害があるのかもしれないし、発達の過程なのかもしれない。)
その子に大きなエネルギーをさいて叱り続けるより、きちんと座ってる子をほめたり、その子自身が15分座っておけたことをほめた方が、より100%に近づける可能性が高いのではないかと、最近考えている。
きちんと座っているのをほめられるのを知った【頭のいい日和見たち】は、
「ぼくもちゃんと座っていれば、ほめられるかもしれない。」
と、考えてくれるかもしれないからだ。
この期待に応えられる先生が、【大好きな先生】になれる可能性があるということ。
そして、当たり前のことをして、ただそれをほめられるだけなのに、チビちゃんたちは、そんなことでも、自分に自信をもつようだ。
どうせ100%の達成が無理なのを知った時、
『なんて能力の低い子供なのだろう、きっとこれまでの育て方に問題があったのだ。こんなのを100%にするのは無理だ。』
と、考えるのか、
『あの子も、明日か1週間後か、1年後かには、できるようになるよ。だって、今日は5分もできたもの。みんなで温かく見守っていこうね。』
っていう雰囲気があるクラスをつくろうとするのか。。。。
刑務所の話を例えに、クラスの話をするのは乱暴だと、笑われるかもしれないけれど。。。。
・・・・そんなことを考えました。