【どんだけ伝わっているか。】
小学校のころからの友人で近所に住んでいるSのお父さんが亡くなった。
お葬式に行ってきた。友人Sの長男のrくんは、コータの同級生で、野球のチームメイトでもある。
おじいちゃんを見送る【孫の代表】として、立派な挨拶をした。
「おじいちゃんがいなくなってたいへんだけど、 あとは若いぼくらが、がんばって盛り立てるから、安心してください。」
これほど立派な挨拶があるだろうか。
Sはさぞ、心強いことだろう。立派な挨拶ができるせがれをもっていることをうらやましく思った。
「おじいちゃんは、いつか死んでしまうかもしれないけど、おじいちゃんがいなくなっても、俺たちが盛り上げるから、心配いらんよ。」
こんな大事なことだから、おじいちゃんが元気なうちに、ぜひ、たくさん言ってあげてほしい。
【死の間際】に【一番に伝えるべき大事な言葉】に気付く。
でも、死の間際に言葉が自由に操れるとは限らない。
【死の間際】に言いたい【大事なこと】は、毎日言ってことが大事なのだ。