ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

NEO後楽園大会

2009年03月08日 20時34分47秒 | ROSSY's EYE
 NEO今年初の後楽園は、終わって見れば次に繋がる導火線のような大会だった。前半戦がトントン拍子に進んだが、一番のインパクトは三田のアマンドラ・バッシング。三田は「お前らは一生ラスカチョに勝てない!」と言い放ち、あっちこっちで、いろいろな顔を持つことを痛烈批判した。これにはアマンドラも躊躇。まるで下田が乗り移ったような三田の迫力マイクだった。
 風香はRayと初タッグを組み、夏樹&華名のパッション・レッドと対戦。Rayは夏樹、風香は華名とそれぞれヒートアップする。Rayが夏樹に勝って、シングル戦をアピールしたが、流れからして風香と華名のシングルもあってもおかしくない。風香はすっかり安定した試合運びを見せたが、このところプロレスラーとして心境は著しい。
 松尾永遠vs桜花由美のビジュアル対決は、15分ドロー。試合後、松尾が唐突に「突然ですが5月5日に引退します!」と発表。淡々したマイクが松尾らしいところ。「ずいぶんアッサリしてたね?」と松尾に言うと、「あれでいいの(笑)」と一言。プロレスに対する未練は全くないようで、詳しくは3月12日発売のRINGSTARSをご覧あれ。私が事前取材しました。
 NEOタッグ戦は王者アマンドラに挑戦者がタムクリ(田村&栗原)。栗原がアマンドラに流血させられたが、これが凄まじい血だるま。栗原は北斗を見て育ったため、流血戦はめげないだろうが、首が痛み出しているらしい。やっぱり体を張った試合をするには線が細いし、体重をアップし体を強くするか、技を正面から喰らわない戦法を取るしかない。1年半の休場で出遅れた分、どっかでイッキにスパートしてもらいたい。
 メインは好勝負となり、高橋奈苗がNEO二冠王座を防衛。次の挑戦者に田村を指名した。これによって5月5日の後楽園は、奈苗vs田村が決定。メインのカードが見えてきた。奈苗vs田村は今年上半期最大の対決だ。奈苗は何度目かのピークを迎え、田村という最大の敵と向かい合う。気力・コンディションと充実する奈苗に死角はない。女子プロレスの黄金週間は連日女子プロレスが開催される。だから風香祭は4月29日、先陣を切って走ります。


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