みちのくの世代闘争！

　　テッド・タナベの追悼セレモニーが行われるというので、みちのくプロレスの後楽園大会に出向く。試合前に出場全選手が、リングサイドを囲みセレモニーが始まった。テッドを紹介するナレーションを朗読する、パンチ田原の涙声が切なく印象的だった。テッドはみんなに愛されていたのだ。今大会では、ウルティモ・ドラゴンが突如出場したり、TAKAみちのく&メンズ・テイオー&気仙沼二郎が元気な姿を見せていた。TAKAはバックステージで「俺達は若い奴にない絆がある！まだまだ負けない！今日はテッドさんが背中を押してくれました…」と涙を噛み締め語っていた。
　　メインではサスケがフジタ″Jr″ハヤトの持つ東北ジュニア・ヘビー級王座に挑戦した。サスケのセコンドには、ウルティモを始め、TAKA、テイオー、東郷らが付く豪華な布陣。試合は25分を越える熱戦となったが、ハヤトが接戦をものにした。敗れたものの「あと10年は闘う！」とサスケは宣言。サスケはマスカラスみたいになるのか、それともテリー・ファンクになるのか…それよりなにより、ボロボロの体が心配である。