ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

23 ダンプも売れっ子に

2009年07月20日 08時40分47秒 | ROSSY's HISTORY
  クラッシュの芸能が忙しくなり、三原順子の現場マネジャーをしていた竹原美佐が全女に入ってくると、私は極悪同盟の芸能活動のサポートを始めるようになってきた。それは、クラッシュ人気から少し落ち着いてのことだが、極悪にも仕事が大挙して舞い込んだのだ。ダンプはその頃には、クレーン・ユウと決別し、新たにブル中野をパートナーにしていた。ブルは髪の毛を半刈りにし、思い切った変身をしてイッキにダンプのパートナーに抜擢されていった。ダンプはテレビのCMでも活躍し、「たこ焼きラーメン」というカップ麺や、「ドントイレンコ」というカイロと幅広く出演したから、テレビの露出はクラッシュ以上のタレントぶり。「夏体験物語」などのドラマ出演も好んで行い、ダンプは稼ぎ頭にもなった。
  タレントとしてのダンプは、けして遅刻はしない常に時間厳守の好態度で関係者からは「ダンプちゃん!」と気安く呼ばれていたものだ。ダンプはクラッシュより一般知名度では高かくなり、TVのバラエティー番組に引っ張りだこ。「夕焼けにゃんにゃん」、「オールナイト・フジ」などは常連だったし、ありとあらゆる番組にはびこった。パートナーのブルも一緒に起用されることが多く、ダンプの恩恵に授かった。私はいつも多忙を極めていたが、充実の日々であった。
  クラッシュを凌ぐ知名度を獲得したダンプは、その移動用に通称“赤バス”と呼ばれた極悪同盟専用のバスも用意された。ダンプ、ブル、コンドル斉藤、ドリル仲前、影かほるら構成員は独自の価値観を築き、その団結力を増していったのだ。(つづく)
 

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