マイケルとファラ・フォーセットの死…

　　マイケル・ジャクソンが心肺停止で亡くなった。三沢光晴、テッド・タナベ…最近、この心肺停止という文字をよく目にする。50歳の若さだったが、世界中を席巻したスーパースターは、数奇な人生の幕を閉じたのだ。特にファンと言うわけではなかったが、常に話題の渦中に居たから、自然とその活躍を目にしたものだ。
　もう一人、「チャーリーズ・エンジェル」で人気を呼んだ女優のファラ・フォーセットが癌で亡くなっていたのだ。25日に62歳の生涯を終えたが、「チャーリーズ・エンジェル」は好きなドラマだった。私たちの年代はアメリカのTV番組で育った世代。「名犬ラッシー」、「ララミー牧場」、「ちびっこギャング」、「ルーシー・ショー」、「スーパーマン」、「パートリッジ・ファミリー」…中高生になって「バイオニック・ジェミー」はよく見た番組だ。
　やっぱり外国人レスラーに憧れていたから、女性も外国人が好きだった。ファラ・フォーセットはセクシーで、少年にとっては刺激的だった。中学時代には、「小さな恋のメロディ」という映画に出演していたトレイシー・ハイドを好きになり、ファンクラブまで入り、日本にやってきた時は会いにもいった。私にとって、外国人はいつの時代もヒーローであり、ヒロインなのだ。