ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

メキシコ2010⑤TVで知ったWWEの殿堂入り

2010年03月04日 00時50分23秒 | MEXICO 
  メキシコ滞在中にTVでWWEの中継を見ていたら、「Fall of Fame」殿堂入りの追加メンバーとして、ウエンディー・リヒターが選出されていた。ウエンディーは私が最初に売り出そうとした外国人女子レスラーである。1980年に初来日してから2年間、全女の常連来日選手になったが、その人柄の良さとダイナミックなボディは“女ハンセン“か“女ホーガン“にさせたかった。ただ当時の私は、若手の広報担当兼時々外国人の世話係に過ぎなかったから、売り出せる権限も力も乏しかった。
  唯一、デラックス・プロレス誌で担当ページを持っていたから毎回、ウエンディー情報を載せ、ひそかにプッシュしていたが…ところがウエンディーはファビュラス・ムーラの元を離れ、当時のWWFと契約。全女に来るどころか、女版ホーガンとしてWWFが大抜擢したのだ。人気ロック歌手のシンディー・ローパーとジョイントし、第1回目の「レッスル・マニア」でブレイクし、WWFスーパースターズの仲間入りを果たしたのだ。だからウエンディーは遠い、遠い存在になってしまったのだ。
 ウエンディーはその後、短期間でWWFを去り、AWAでメドゥーサと対戦したりもした。90年代以降はリユニオンの大会に現れただけで、ほとんど情報が入っていないから今回の殿堂入りは嬉しい限りだ。これを機会にCS放送でチェックしたいと思っている。ウエンディーは1963年生まれだから、もう46歳になっている。メドゥーサと共にもう一度会いたい外国人女子の筆頭だ。確か私のことを初めて“ロッシー“と呼んだのは、このウエンディーかレイ・ラニ・カイだったと記憶している…

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