ロッシー小川ブログ  MY FAVORITE LIFE

女子プロレス、ルチャ・リブレ、レトロなどなど、プロレス人生を謳歌するロッシー小川の仕事や趣味について大公開!!

クラッシュ2009

2009年07月10日 08時52分36秒 | ROSSY's EYE
  「NOSAWA BOM‐BA‐YE」というより、クラッシュ2009を見たくて、新宿FACEに行った。長与みのる&ライオネス高山のクラッシュ2009に対するは、ダンプ菊&ブル坂井の極悪同盟という女子プロレス黄金時代とよく似たカード。バックステージで鈴木みのるに会うと「クラッシュといえば小川さんですよね。(デイリースポーツの)宮本さんと一緒に本部席に座ってくださいよ」と敬意を表された。
  レフェリーとして阿部四郎も招かれていたから、もう80年代の全女クラシックそのものだ。阿部四郎に会ったのは久しぶりだ。私は阿部ちゃんと呼んでいるが、「去年、脳梗塞をやってから、しゃべるのも満足に出来ないんだ。だからダンプに頼まれたけど、極悪興行に行かなかったし。今日でレフェリーを引退するので、マスコミに言ってくれないか。知ってる記者も宮本さんだけだから…」と突然の引退発言。阿部ちゃんの引退は、何度目かはわからない。自分の興行に都合よく合わせ、何回も引退試合をやっていたから。現在68歳になる阿部ちゃんは、昔かたぎの興行師。今でも、島倉千代子、山本譲二、鳥羽一郎なと演歌歌手の興行を定期的に開催しているというのだ。
  肝心の試合はまさにクラッシュvs極悪同盟のパロディ版。こういう時の鈴木みのるは、いつも以上に気合いが入っている。「炎の聖書」のレコード・ジャケットを参考にして作ったコスチュームを着た姿は、まさに長与千種そっくり。特に背中から見たいかつい肩の雰囲気は、千種と瓜二つだった。体の色艶も若き千種のまんま。そしてキックの構え、正拳突きのポーズ、よく研究したものだ。
 メインにはCIMAたちドラゲー勢も出ていたし、スペル・クレージー、ウルティモ・ドラゴン、グレート・サスケから、NOAHの橋誠、名古屋のインディー選手までとNOSAWAの幅広い人脈が楽しいハーモニーを奏でていた。来年は後楽園で行うと宣言。話を聞くと、あの超大物の招聘を視野に入れているらしい…。
 
▲サソリを掛ける長与みのる。      ▲これが極悪同盟2009?

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