あのメドゥーサから電話が…

　つい先ほど、携帯に海外から電話が入り誰かと思ったら…なんと、あのメドゥーサからだった。1995年にアメリカのワシントンで会って以来だから、実に14年ぶり。とにかくビックリした。メドゥーサは女子レスラーで唯一、AWA、WWF、WCWの女子王座を獲得した選手。1989年から2年間、全女が専属契約して私がマネジャー的な役割をしていたこともあった。クラッシュ・ギャルズ引退後の迷走期の全女で、エースの座を約束されてやってきた大リーガーだった。
　現在のメドゥーサは、モンスター・トラックという大型トラックを使ったレースでパフォーマンスをしているとか。声だけでは計り知れないが、全く変わった様子はない。あのメドゥーサなのだ。「ニシワキ（西脇充子）はどうしている？」と言うので、「スモウ・レスラー（力士）と結婚したよ」と教えるとゲラゲラ笑っていた。「松永ブラザースは？」とも聞くので「4兄弟中、3人が亡くなった…」と答えると「オー・マイ・ゴッド！」と驚いていた。「みんな死んだけど、ロッシー小川は生きているよ！」と告げると、「メドゥーサも生きているよ！」と返してきた。30分近くも話したが、とにかく懐かしかった。彼女はこれまで接してきた外国人の中で最も印象に残るレスラーだったのだから…
　なんでも来年の夏頃、モンスター・トラックの日本ツアーがあり韓国、中国も回るという。その際に再会を約束したが、これからはメールのやり取りをしていく。いや～これぞ、ビッグ・サプライズだった。