女子プロレス・イベント「Beginning」はモバイル以外のマスコミに載らない、結構レアな大会だ。ジーンズのLeeがバックアップしていることさえ、会場に来ないと知られていない。それでも、ビジュアル系女子レスラーを中心にラインアップされているから、一見さんにはわかりやすいし、入りやすい。
今回は試合が3つ、ライブが2つもあった。JDスターにいた川崎あさみ(亜沙美)がコテコテの関西弁でトークし、3曲披露。彼女の屈託のない笑い顔は魅力的である。もう一つが桑名正博の登場だった。70年代にデビューし、「セクシャルバイオレットNo.1」のヒット曲を持つ、いわばプロレス的に表現すればレジェンドということになる。トークから曲に入るタイミングは流石だったし、何より「セクシャルバイオレットNo.1」を生で聞けたのは有意義だった。私より、ちょっぴり年上のいわば同世代。歳を重ね優雅に好きな歌で万人を楽しませる。羨ましいばかりだ。プロモーターの坂口さんは「桑名正博を呼べたから今日は、それだけでいい…」と言った。その気持ち、わかるような気がする。ある意味で男のロマンなのだ。
さて、我らが風香はアップルみゆきとシングルマッチ。久しぶりのプロレス、そしてメイン、そのポジションに違和感はない。風香は究極の正統派。女子プロレス界のミスティコのような存在になってもらいたい。体が小さくても、やられっぱなしでも、観客にシンパシーを与える、これが重要である。見る者の心に入り込み、くすぐってくれる存在。試合は危なげなく完勝した。何よりシュートボクシングで燃え尽き症候群だったのが、再びプロレスでも燃えてきていることが感じられたのだ。まだ幾つか発表されていないが、風香にとって今月は、いつもに増して試合が多い。一つ、一つが来年への糧にしなくてはならない。
写真は桑名正博とツーショット
今回は試合が3つ、ライブが2つもあった。JDスターにいた川崎あさみ(亜沙美)がコテコテの関西弁でトークし、3曲披露。彼女の屈託のない笑い顔は魅力的である。もう一つが桑名正博の登場だった。70年代にデビューし、「セクシャルバイオレットNo.1」のヒット曲を持つ、いわばプロレス的に表現すればレジェンドということになる。トークから曲に入るタイミングは流石だったし、何より「セクシャルバイオレットNo.1」を生で聞けたのは有意義だった。私より、ちょっぴり年上のいわば同世代。歳を重ね優雅に好きな歌で万人を楽しませる。羨ましいばかりだ。プロモーターの坂口さんは「桑名正博を呼べたから今日は、それだけでいい…」と言った。その気持ち、わかるような気がする。ある意味で男のロマンなのだ。
さて、我らが風香はアップルみゆきとシングルマッチ。久しぶりのプロレス、そしてメイン、そのポジションに違和感はない。風香は究極の正統派。女子プロレス界のミスティコのような存在になってもらいたい。体が小さくても、やられっぱなしでも、観客にシンパシーを与える、これが重要である。見る者の心に入り込み、くすぐってくれる存在。試合は危なげなく完勝した。何よりシュートボクシングで燃え尽き症候群だったのが、再びプロレスでも燃えてきていることが感じられたのだ。まだ幾つか発表されていないが、風香にとって今月は、いつもに増して試合が多い。一つ、一つが来年への糧にしなくてはならない。
写真は桑名正博とツーショット