マスカラスと藤波さん

　　マスカラスと藤波さんの攻防は芸術品だった。一つ、一つの攻防をファイルしたいような衝動にかられたのだ。マスカラスのサーフボート、ローリング・ヘッドシザースと流れるように魅せてくれた。そして何より藤波さんがこの対戦を楽しみにしてくれ、喜んでもらえたのが嬉しかった。打ち上げの席で「シングルをやる時は体を作り直す」とまで言わせたのだ。マスカラスも藤波さんもお互いをリスペクトする。熟年プロレスもいい。でも何より、浜田さんが影で頑張ってくれた。小さな巨人恐るべしだった。
　それにしても今月は目まぐるしかった。中国→韓国→仮面貴族FIESTAとすべて、この1カ月で経過したのだ。こんなことは、そうそうあるわけない。でも忙しいからこそ、遣り甲斐もあるし、充実する。4月は風香イベントと風香祭が待ち受ける。5月、6月の展開も考えなくては。