新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 ハエとハチなど

2020-11-22 20:44:20 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第316弾


21日の午後にマンションの廊下で見た虫の続きです。



今頃は蛾以外はハエやハチばかりになるので、名前がほとんど分かりません。このハエはたぶん、シマバエ科だと思うのですが、よく分かりません。写真を撮ろうとしたら、フラッシュに驚いてすぐに逃げてしまいます。3度目にやっと撮れましたが、ピントがいまいち。単眼後剛毛がよく見えません。残念!



これはユスリカ♀です。前脚脛節が跗節第1節より長いので、たぶん、エリユスリカ亜科だと思われます。



これはヒメバチ科だと思いますが、そこから先はわかりません。



これはユスリカの♂の方です。たぶん、先ほどと同じエリユスリカ亜科かなと思います。



このハチはコマユバチ科だと思うのですが、これもその先が分かりません。



これは翅に紋があるので、ヤモンユスリカ♀だと思います。





腹面に白い帯があるので、フタモンホシカメムシだろうと思います。





このハエは何でしょうね。M1+2脈が前方に曲がっていないので、イエバエ科かなと思います。検索表によると、A1脈がCuA+CuP脈の延長部を横切らないというのがポイントなのですが、CuA+CuP脈は写っているのですが、A1脈がよく分かりません。さらに、中脚副基節が無毛かどうかも見なくてはいけません。そう思って横からも撮ったのですが、脚が邪魔してよく分かりません。やはり採集必須です。

雑談)冬が近づくとマンションではハエやハチをいっぱい観察できるので、本当は採集して検索をしたいところなのですが、年を越すとすぐに引っ越しをすることになり、その準備で余裕がなくなってきました。まだ断捨離の段階なのですが、要らないものが山ほどあってその処分に追われています。