私の再出発

再出発しなければならないのは私だけではなく、日本を始め世界だと気付きました・・・。

夫の残留決定・・・

2009-03-03 00:46:20 | お金のこと・節約?
先週の金曜日に最終会議があり、そこで希望退職者約150人から

100人に絞り、月曜の午前中に説明会があり、夫の残留が確定した。

午前中に夫から、そのメールを貰って、物凄く落ち込んでしまった・・・。

気持ちは殆ど希望退職に傾いてたから。

100年に1度と言われてる、この大不況の中、再就職のこと、夫の年の

ことを考えれば、今の会社にしがみ付いてた方がいいのだろうけど・・・。

半導体関連の製造業という職業に、この先、未来があるのだろうか?

残留者は

遥か彼方の地図にも載ってないような島に泥舟で航海してるようなもの。

食料が底をつくのが先か、泥舟が沈むのが先か、それとも島に辿りつく

ことができるのか・・・?

希望退職者は

途中の島に当分の食料を持って降りたようなもの。

時々、その島の近くを船が通るが、その船に助けられるのは極僅か。

半年?1年?何年待てば自分が助けられるのかわからない。

もしかしたら豪華客船に助けられるかも・・・?

もしかしたら同じような泥舟に又乗ってしまうかも・・・?

我が家は

物凄く小さい船でも、物凄く時間が掛かっても、確実に前に進める船に乗る

つもりでいた。

息子たちがその船から、それぞれ自分たちの船に乗り換える事が出来たら

私と夫の乗っている船は沈没しても構わない、沈没しないように一生懸命

頑張るつもりではいたけど

息子たちに親としてやってあげたかったこと、何一つできていない負い目が

ある。

長男の車の免許、予備校、次男の塾などいろいろ。

夫は自分は親に散々やって貰ってて、私と結婚するまで、親に毎月数万もの

仕送りをして貰ってたくせに、自分の息子たちのことは何も考えていない。

夫も私も一生懸命働いて、それでも食べるだけが精一杯!!

と言うのだったら、負い目はない。

夫は一生懸命働いているとは思う。だけど、その反面、ギャンブルにお金を

つぎ込んでもいた。私だってそうだった。

それを考えると息子たちに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

だから希望退職して、その退職金で息子たちに、最低限のことをしてあげたい

と思ってた。

夫の定年まであと十年ちょっと。その時の退職金より、今お金が欲しかった。

自分たちの老後のことより息子たちの今が大事。

結果的に残留ということになってしまって、私が思い描いていたことは何一つ

出来なくなってしまった。

気持ちを切り替えようと思っても、自分が思ってた以上にがっかりきてる。

結局、私は息子たちのために、と言いながら、目の前の大金?に目が眩んだ

だけだったのかもしれない。

自分が稼ぐより手っ取り早い、目の前のお金に・・・。


今はまだこれで良かったんだ!!とは思えないけど

きっと、いつかこれで良かったんだと思える日がくることを信じて頑張る

しかない。










コメント (4)
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