地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成24年12月14日(金)  晴れ  仙禽の新酒

2012-12-14 19:38:49 | 日本酒


アジノマチダヤニモ ボチボチ 新酒 ガニュウカシテキマシタ


今年は「若水」を手に入れ、仕込んでみた「usui ブラザーズ」

まずこれが新酒 第一弾 ※雪だるまは除く




初物ですので縁起を担いで88本 ロットNO入りでお願いしました。

「仙菌」の場合 袋吊り→その日のうちに瓶詰めまで行います。

それでつめた順番に NO1からNO88まで番号をふりました。

何? って 聞かれても困るけど・・・

今年最初の絞り瓶詰めなんで 初物 ということで。。。

全部詰めてから番号ふった訳ではないので正真正銘 詰めた順です。




ちょっとラッキーなナンバーはヨメ菌 手書きのコメント入りだよ。

だから 何? って聞かないで・・・


さあ 今年の出来は カズ菌 マサ菌 いかが?

ちなみにはりきり企画部は NO17 を購入しました。  

 


平成24年11月14日(水)  晴れ    巌  

2012-11-14 12:19:53 | 日本酒


巌(群馬)  高井君登場



「巌」 高井君  満を持して登場です。

諸先輩方のはりきりミーティングが一段落したあたりにやってきました。

慶應より京都大学 文学部へ編入した勤勉家でもあります。

しかし 今は「巌」の酒を極めるため日々 「鍛錬中」 です。

ではご紹介がてら「巌」のご案内

「貴」 永山さんを目標に置く 群馬の秘密兵器です。

では「巌の一文」



ちなみに39歳 独身です。


巌とは?

日露戦争において大国ロシアから日本の尊厳と独立を守った英雄「大山巌元帥」より名乗りをお許しいただいてより100有余年。

ふたたび日本の国難の時期にこの酒銘を背負うことにとても意義を感じております。

硬水から醸しだされるマッチョな酒、熟成して強い酒を、この酒銘の如く、流されることなく世に問うていきたいと考えております。



男・高井の自己紹介

高井株式会社 十一代目 高井幹人と申します。

数々の不謹慎な言動でいつも周りの皆様にご迷惑をかけており、

特に群馬の蔵元様には過剰なスキンシップをしてしまってますが、皆さん寛大なのでとてもありがたいです。

この世界に入って自分などにはもったいないいい出会いを頂いております。この幸運を無にすることなく、日々精進していく所存です。



これから目指す酒質は?


自分の蔵の水の特長を引き出すとともに、米の五味を十全のバランスで引き出し、五味の先にある迫真味を追い求めていきたいと常に考えております。

腰がしっかりしつつ、熟成でさらに味が上がるということこそ、弊社の仕込水の特長を示すものとして目指すべきポイントと考えております。

常温で置いてもむしろ輝きを増し、上品な熟成を示していくようなイメージを描いています。

お酒の席で、一歩引いてそれほど口数は少ないけれど、なぜか気になる男のような、そんなポジションのお酒を醸していきたいですね。・・・・

私の酒の席での振る舞いと真逆なので、自分でも恥ずかしくなりますが。



ひやおろしについて



「ROCK 巌」についてですが、山田錦+協会901号と王道的なスペックですが、
実は麹歩合がやや多い(通常2割のところを3割)のは、よりパンチのある味を出してみたいなと思ったからです。

春のミーティングでこの子をミディアムな条件で貯蔵したら秋口よくなるのでは、とアドバイスをいただき、、蔵の仕込室(冬場5℃、夏場17°C)で10月まで熟成。

8月初めごろはまだ酸が浮く感じもあったのですが、9月になると不思議にまとまってまいりました。

これまで私が醸した同スペックのものには、この時期になっても燗でもまだ味に芯がありすぎる傾向があったのですが、米味のまとまった表現が少しはできてきたかなと思います。


「はりきり企画部」より

今期は地元産の「朝日」で味ノマチダヤ用限定酒 仕込む予定です。  楽しみです。

まもなく40歳 の高井君 「酒道」へ邁進するなか 「パートナー」探しもがんばってください。

それにはまず世の中がよく見えるように「めがね」を新調しましょう。


夜 飲ミーティングでお伺いしたのは「高田馬場 とことん」さん

  

ちょっと早めの雪だるま?  それとも俺?




ビックネーム以外はほぼ飲み尽くしました。

高井くんの抱きしめ方がちょっと気になりますが・・・・

スタッフの皆さん遅くまですいませんでした。 おいしく頂きました。


 

 

 

 

 


平成24年11月11日(日)  曇りのち雨  dancyu

2012-11-11 22:33:02 | 日本酒

今月号のdancyu




カズ菌と「wairudosaido wo aruke」 出てます。  





衝撃の味わいです。

「仙菌」にはこれからもワイルド・サイドを歩いて頂きます。

日本酒の新たな可能性を探しつつ。

まずはあなた自身で体感・実感してみてください。


追記

邦題「ワイルドサイドを歩け」 は60年代~70年代音楽ファンならもちろん知っているルーリードの名曲「Walk on the Wild Side」 



歌は絶叫するでもアジるでもなく淡々と語りかけるように歌う。

しかしその歌詞の内容は一般から煙たがられるジャンキーや娼婦、ゲイの生き様をワイルド・サイドに例えたもの。

メインストリートから外れたものだけが持つ「美学」がそこにはある。

日本酒では常に新しい発想と取り組みを行う「仙禽」が取り組んだ「ワイン酵母使用日本酒」

決して王道ではないが「ワイルド・サイド」を歩くもののみが表現できるその「美学」を感じて頂ければ幸いである。

ルー・リードをリスペクトしつつ英語ではなくあえて邦題をローマ字で読みづらくしたのは、
よく読むと英語ではなく日本語 ワイン風であるが日本酒であると言うことと同意義を考えました。

ちょっと離れてみると日本の国旗「日の丸」 にも見えるようにデザインしました。



夏酒 「senkin′s are all right」に続くロックリスペクトラベル第二弾です。


仙菌の「スーパー晩酌酒」が完成したらタイトル「In My Life」と決めています。 

あなたの生活と一緒の日本酒という意味でね。



平成24年11月9日(金)  晴れ   後の祭り

2012-11-09 19:21:08 | 日本酒


困ったことに・・・・

11月4日 日曜日 朝 

最近調子の悪かったパソコン 来てみると「シャットダウン」のモードのままフリーズ

電源切るしかないかとスイッチを押すと

リカバリーしますか?  との見たことのない画面

てっきり何か邪魔しているプログラムを消してくれるのかと単純に思いバックアップもとらずに 「OK」 !

お店の準備をしてしばらくして見てみるとまだリカバリー中!!!!


まさか!!!!


そこでやっとのみこめました。


「パソ丸」は知らん顔してすべてを消去しておりました・・・・ 


やっちまった~~~~~


もう後の祭りです。 



携帯でいう 「白ロム」状態です。


仕事の合間にネットをつなぎメールを登録しやっと少し復旧してきましたがすべての記憶が飛んだ気分です。


みなさんもご注意を!


平成24年10月29日(月)  晴れ   旬の味 いち と 仙菌  

2012-10-29 18:57:55 | 日本酒


六本木でラストミーティング


本来であれば春に仙菌蔵体験ツアーに来た頂いたお取引様にすべてご挨拶に回るはずだったのですが・・・

全く回れず。。

仕込み前の最後のミーティングとなりました。

場所は 六本木 「旬の味 いち」さん



ちょっと恐る恐る入店  雰囲気にのまれたのか?

この日はこれから少量出荷予定の「あらばしり」のテイスティング

あわせる料理はおまかせで




お刺身の写真がピンボケで失敗・・・ 残念





松茸入り茶碗蒸し




無花果とあれ? なんだっけ ホイル焼き これにワイン酵母  ワイルドサイドがバッチリ!!!





山椒のバランスが絶妙でした。





最後は秋刀魚の土鍋ごはん

いつもながらに素晴らしい料理でした。

今年は★ いくつ?

仙禽もどれも素晴らしくちょっとした課題はまた来年の酒質で表現していただきましょう! 




本日より24BYの仕込みに入った usuiブラザーズ

これまでの余韻をモチベーション変えて事故ないよう全力で醸しちゃってください!!!





また六本木が君を待ってるぜ。


ヨメ菌もirairaせずにゆったりとした気分でサポートね。


11月はいよいよ 「ノンキャバ」 発売ッス。


平成24年10月22日(月)  晴れ   乾坤一

2012-10-22 16:40:01 | 日本酒


乾坤一  BACK



震災の影響により出荷瓶詰がストップしていた「乾坤一」プレミアム300mlが再出荷できるようになりました。


大沼ご夫妻 久我君 蔵人の皆さま ありがとうございます。

復興へ向けてまた一歩前進です。





中身は安定した旨さを誇る「純米大吟醸 中取り」  300ml  1050円  



グレードの高い 1本です。  おすすめ致します。






平成24年10月19日(金)  晴れ   ワイルドサイドを歩いてるぜ~

2012-10-19 16:19:59 | 日本酒


仙菌  カズ菌の一文

 

ワイルドサイドを歩け


 

ワインの酵母で仕込んでやったぜ~

 

 

しかもボルドーのワイン酵母だぜ~

 

 

とんでもねー酵母だぜ~

 

 

清酒酵母を皆殺しにしようとしたぜ~

 

 

とても手に負えない酵母だぜ~

 

 

でもワイルドだぜ

 

 

その辺の中途半端なワイン酵母仕込とはワケが違うぜ~

 

 

めっちゃすっぱいぜ~

 

 

めっちゃあまいぜ~

 

 

あまずっぱいの完成系だぜ~

 

 

ワイルドサイドを歩け!がやって来るヤア!ヤア!ヤア!

 

 

ワイルドだぜぇ!?

 

 

 


平成24年10月18日(木)  雨   新政と仙禽

2012-10-18 18:55:12 | 日本酒


aramasa&senkin  in  あげもんや!

「仙禽」 ワイン酵母仕込み wairudo saido wo aruke の取材を発端に 

ひょんなことでこのメンバーで飲むことになりました!



この時点ですでに午前2時過ぎ・・・・・

明日の仕事の心配が・・・・


ちょっと時間をもどして・・・


別件で遅れて合流の新政 佐藤 裕輔社長



仙菌 カズ菌と白麹とワイン酵母についてお互い技術交換

なかなかdeepな画像です。

佐藤さんはカズ菌のワイン酵母をいたく気に入り最後まで飲んでおりました。

未体験の方は是非!!








私も就寝は午前4時すき  お二人の本日が心配です。



児玉ご夫妻様  遅くまですいませんでした。



はりきり企画部はいたって元気です。


 


平成24年10月17日(水)  曇りのち雨   石鎚 稔です。

2012-10-17 16:03:29 | 日本酒


「石鎚」 稔君 仕込み前の最終便


今月はたくさんの蔵元様と仕込み前の最後の打ち合わせ。

「事故なく頑張って」と別れるのも何かさびしいものがあります。

そして今回 「越智 稔」君とは今年最後の打ち合わせ。

石鎚酒造 今季はタンク60本  過去最高の仕込本数となっております。

さすがの稔君も麹担当としてちょっと道のりの遠さに少しびびりもありましたが、苦しいときはお客様の顔を思い出して頑張るとの事

きっと春にはおいしい「石鎚」の新酒が楽しめるはずです。

お米の入荷が不安定なのも気になりますが、きっとお兄ちゃんが準備万端にしてくれるはずです。

稔君 がんばって」!!!!


  

では今季の仕込へ向けて意気込みをお伺いしました。

言葉は少ないですが、気合は充分です。

今年の仕込へ向けて 「石鎚ファンへ」

 いつも石鎚をご愛飲いただき、ありがとうございます。越智弟です。

今酒造年度も感謝の気持ちを持ちながら、お米と向き合い酒造に取り組んで参ります。

洗練された中にも米味のある美しい酒を目指します。

 

今年の麹造りについて

本年は、10月下旬より米洗いが始まります。

私の考える麹造りであるじっくり時間をかけたもろみの後半まで作用する、酵素バランスのとれた麹を各製品ごとに出してゆきます。

石鎚を愛して下さる方の為に励みます。
 

結婚について

はい。 いろいろな方からご心配をいただき、ありがとうございます。

また半年余り酒造に専念致しますので五里霧中の感じです。  よいご縁があれば。



だれかいい人 いないかね~~

そして造り前のモチベーションを上げるために 東京で最後にお伺いしたのが 阿佐ヶ谷  「鮨なんば」さん

荻窪にあった時から稔君が通っていたお鮨屋さんです。

ご縁ができましてマチダヤからも日本酒をお世話になっております。

 

おまかせでおいしいお鮨と日本酒が楽しめます。  水曜日定休


稔君 仕込み終わったら難波さん誘って 「菊うら」さんへいかがでしょうか!


次は

たまたま同じ日にやってきた農大の同級生 「梶田商店の巻」へブログはつづく・・・・






平成24年10月12日(金)  晴れ時々曇り    悦 凱陣  

2012-10-13 17:38:10 | 日本酒


「悦 凱陣」 丸尾さん 登場



香川県・琴平町にて孤高の酒造りを行う「悦 凱陣」 丸尾さん

私の京都の大学の先輩でもあります。

本来なら蔵へお伺いして讃岐うどんと「悦 凱陣」が正当なのですが、今回は逆パターン


讃岐  「うどん本陣 山田家」で修業され高田馬場で讃岐うどん 蔵之介をオープンされた大山ご夫妻

もちろん「悦 凱陣」がホームでございます。

丸尾さんに前より一度ご一緒しましょうと話していたことが、仕込み前 東京出張最終日に実現しました。 

これが逆パターン

今宵は山廃オオセトと速醸オオセト、阿州山田錦のラインナップ  すべて生酒

香系は丸尾さん 完全オミットですので「悦 凱陣」で通しました。

サッポロでお湿りを取った後は野菜天ぷらに合わせて 山廃オオセト 70度の燗  70度~~~

さすが丸尾さん 熱燗を飛びぬけております。  

しかしこれが50度を下るころにぐいっとまろやかさがでてきてバニラのような滑らかさ。

これが誰もがはまる「凱陣ワールド」  

丸尾さんはいつも食材や料理との酒の相性を考えて飲んでいます。

マッチングが絶妙だったときはほんとにうれしそうです。

食材を思いつつ「酸味」を大切にした個性派 「悦 凱陣」

品切れが多いのが悩みのタネです。

今は 味ノマチダヤのみの取り扱い「攻めブレンド 生」が飲みごろです。 
 

 

いつもながら うどんはとてもおいしかったです。

帰りに 「東京で讃岐うどんが食べれるお店が一軒できました。」 と丸尾さんがおっしゃてたので 大山さん OKですよ!

たぶんかなり緊張されたと思います。  お疲れ様でした~  お世話になりました。


帰りは酔い覚ましの少し歩いて早稲田「焼鳥 はちまん」さんでもう数杯

悦 凱陣 攻めブレンド~長珍 釜湯19BY~長珍 ひやおろし~奥能登の白菊 番外編~店主 秘蔵 悦 凱陣

安井さん「焼鳥 はちまん」なのに焼き鳥 1本も食べないですいません。。。

 


気が付けば12時をまわり  50歳越えの2人にはつらい時間に・・・ 

秋の夜風が心地よく 2人馬場歩きで帰りました。


来年の味ノマチダヤ試飲会にはご登場いただく予定です。