こんにちは 再び 千代酒造 堺です。
長文になった為と、地元 「櫛羅」にて米作りを行っている画像が届きましたので連日の登場です。
田んぼが変わっていて 勝手に名づけて「クローバー農法」
まずは篠峯の核をなす2種のお米について。
【篠峯とっての「山田錦」と「雄町」】
いわずと知れた酒米の横綱です。
山田錦は奈良県櫛羅産、奈良県榛原産、岡山県産、兵庫県産特A地区を使用。
雄町は岡山県産赤磐地区を全量使用しています。
蔵としての長期的な目標は、山田錦に関しては地元の櫛羅産を増やすこと(可能な限り自家栽培で)。
雄町に関しては赤磐地区のお米を田んぼ毎、生産者毎に使いこなせるようになる事です。
お酒になった時には味に歴然とした違いがあります。
造り手としてイメージしているのは山田錦=白いキャンバス、 雄町=色画用紙です。
これに色を付けてさらに立体的な奥行きを創るのが酒造りです!!
ちょっと格好つけてみました♪
【千代酒造が取り組む米作り】
田んぼを一切起こさず(不耕起)、田んぼにモミ種を直接播いた(直播) 栽培方法です。
雑草が酷いので、昨年の10月にクローバーの種を播いてクローバーの力で雑草を抑え、
なおかつマメ科の植物なので空中の窒素を根に固定してくれるので、肥料を減らせるかと試験しております。
不耕起直播は3回目、クローバーは2回目の田んぼです。
ほんとに クローバーだ!
また秋には結果をご報告いたします。
ちなみにこの田んぼで採れた山田錦で「櫛羅 純米吟醸」を造っております。
力強い米ができるのでしょうか?
「旬の味 いち」さんでも好評でした「櫛羅」 純米吟醸は秋頃 マチダヤ上陸予定
米の力を感じる旨い酒です。
それまでは「夏凛」 よろしくお願いします。