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地酒屋のロックンロール日記

酒好き・音楽好きの仕事がらみと個人事をつらづらと・・・

平成23年3月25日(金)  晴   石巻2

2011-03-25 19:18:46 | はりきりニュース


石巻にて2  「負けてたまるか!」


石巻のことを書いたら、今日 テレビで石巻の上空よりライブ中継がありました。
「石ノ森漫画館」も映り、その隣の洋館が多少壊れている様には見えましたが、
建物として残っていてびっくり!!!

 

ここもきっと 復興してくれるものと信じています。

「日高見」 平井さんの蔵も探しましたが、残念ながら確認できず。
しかし被害の全貌がわかり よくぞ平井さん無事だったと改めてホッとすると共に
たくさんの方が亡くなったことに新たな悲しみを覚えます。

「日高見」平井さんは地震後より蔵人を迎え入れるため
一人で黙々と片づけをやっていたそうです。 
まずは事務所を片付け、破瓶を片付け、動線を確保するために倒れたP函を起こし、
そして改めて蔵をみると最初思ったよりダメージが大きく、
今後かなりの補修、補強が必要とのこと。

そんな中、電気が通り残ったもろみを何とか復活させようと冷水ジャケットを修理し
なんともろみ日数40日で昨日搾ったそうです。

平井さんも蔵人もこれまでの「日高見」じゃないねと言う感想だったそうですが、
「日高見」らしさは追いといて 酒としては「これが いいんですよ! 印丸さん」と弾んだ声

このもろみ復活にはいろんなエピソードがあり、まさに「日高見」にとって奇跡と希望のタンクとなりました。

このお酒の商品化に関しては平井さんのいろんな思いがありますので
是非皆さん楽しみにして待っていて下さい。 

4月に予定されていた恒例の「日高見の会」は中止ではなく延期 是非開催したいとのこと。


若くして蔵に戻った時の廃業寸前からの復活  
現物を積んで酒屋を頭を下げて一軒一軒まわり 「新関」から「日高見」を造り上げました。

しかし今回は「日高見」を待ってくれている人がいる。 同じ復活でも気持ちが全然違う まったく迷いはない。 
平井さんは力強く語ってくれました。

今朝そんな話しをした今日の午後 東京新聞 夕刊




いつも笑顔の平井さんですがこの厳しい表情で全てがわかります。

記事よりの一文  「頑張ろう、では弱い 負けてたまるか。」 今の気持ちだ。

 


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