S&R shudo's life

ロック、旅、小説、なんでもありだ!
人生はバクチだぜ!!!!

真冬の狂想曲20-1

2006-11-21 22:37:00 | 真冬の狂想曲
 携帯電話のアラームで叩き起こされる。ベッドサイドの時計は7時30分を指している。隣のベッドには昨日の昼前に律儀に現れたザキが眠っている。ベッドの下の床には平井が一昨日と同じ格好で転がっていた。それを見ても俺は何も感じない。麻痺してるのか、それとも元々こういう風な冷淡な一面を持ち合わせていたのかは解らない。俺はザキを起こし、平井を蹴飛ばした。そろそろ松も現れるはずだ。
昨日、松からの電話で今日の10時頃、中村が新飯塚駅に降りるはずだと佐々木から連絡があったと聞かされた。詳しい時間はまた佐々木から連絡が入るようになっているらしいが、俺達は9時頃までには新飯塚駅に着いていないといけない。早めに起きて頭をハッキリさせとかないと。俺は昨日の夜買っておいた缶コーヒーの栓を開けた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする