晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

気まぐれ婆の台所

2014-02-19 23:00:57 | Weblog
 キッチンというよりは、婆には台所のほうが馴染めます。
今では、上げ膳、据え膳の婆ですが、時には思いつきでお料理もいたします。
 気の利いたものは出来ませんが、食材がもったいないな…と思えたり、なんとなく作ってみたいな…と台所に立つと主婦の影が見え隠れしてます。

 ずーっと使いたいと思っていたものに≪米糠≫です。若い頃には何度か使ってお菓子を作りましたが・・・。
 米糠をこんがり炒ってケーキにしました。ケーキといっても健康的なパンの感覚でしょうか。
ゆっくり米糠を炒っていくと何とも香ばしい匂いに包まれてきます。

 側らの夫が食材が米糠と知り、これは「川エビの餌だ」といいます。炒り糠は撒き餌にするのだとか。
そういえば、ここに嫁いできたころエビを掬うのだとかいいながら舅は手製の網を作っていました。
だけど、エビを食した記憶は全くありません。少年のような漁師のような舅でした。
 香ばしい匂いと共にエンゼル型のケーキが焼きあがりました。

 ≪ もったいないなます≫
 
 大地から大根がニョッキリ突き出し、もう春です。そんな大根とにんじんで<なます>を作りましょう。
昨年は干し柿も失敗なくたくさん作りワインに浸したりもしましたが、どうにも食べきれず<なます>に利用します。
白みそに干し柿の甘味、そしてこれまた消費しきれない柚子を香り付けに刻みます。
 もったいない婆さんは、もったいないと残さず食べてまた大きくなります。

  < 久々に もったいないと 主婦の顔 > 
 

コメント (2)
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