早いもので母が亡くなり一年になります。今日は、一周忌法要の日。
きっとこれからこの庭の紅梅が花開くころになると母の命日を思い出させてくれるのでしょう。
近ごろは、田舎でさえ葬儀も法要も昔とは違いずいぶん簡単になりました。
葬儀も法要も自宅で執り行うことが少なくなり、一周忌法要も菩提寺でお世話になりました。
それでも御供物、御膳を用意するのは嫁の役でしょう。
朝いちばんに作り上げた御供具団子とパック膳です。

生膳なのでいたって簡単。せめてわが家らしさを詰め込みましょうと、畑のつぼみ菜、柚子、南天の葉、紅梅の小枝などをあしらいお弁当風に仕上がりました。
丸く盛ったご飯には、チョンボリ尖った≪おさば≫をのせれば、御霊供膳らしくなりました。
重さを量り統一したお団子を積み上げた御供具団子は孫のねらい目です。
昔の法要といえば、お料理こそ仕出し屋さんで賄いましたが、お寿司は朝早くから親族にもお手伝いしていただきながら母と嫁の私で準備しました。
そんな中で、しきたりや作法を教わって来たものです。
こんなことも昔話となり、たくさんの座布団やお湯呑を用意することも無ければ、祭壇・御仏御膳すら使うこともなく秘蔵品になってしまいました。
受け継ぐこと、伝えることも少なくなり、供養も時代に合ったやり方でいいのだと思えます。
簡単になったようでもやはり慣れない法要には少々気疲れもいたします。
< 季節添え まごころ添えて 供物膳 >
きっとこれからこの庭の紅梅が花開くころになると母の命日を思い出させてくれるのでしょう。
近ごろは、田舎でさえ葬儀も法要も昔とは違いずいぶん簡単になりました。
葬儀も法要も自宅で執り行うことが少なくなり、一周忌法要も菩提寺でお世話になりました。
それでも御供物、御膳を用意するのは嫁の役でしょう。
朝いちばんに作り上げた御供具団子とパック膳です。

生膳なのでいたって簡単。せめてわが家らしさを詰め込みましょうと、畑のつぼみ菜、柚子、南天の葉、紅梅の小枝などをあしらいお弁当風に仕上がりました。
丸く盛ったご飯には、チョンボリ尖った≪おさば≫をのせれば、御霊供膳らしくなりました。
重さを量り統一したお団子を積み上げた御供具団子は孫のねらい目です。
昔の法要といえば、お料理こそ仕出し屋さんで賄いましたが、お寿司は朝早くから親族にもお手伝いしていただきながら母と嫁の私で準備しました。
そんな中で、しきたりや作法を教わって来たものです。
こんなことも昔話となり、たくさんの座布団やお湯呑を用意することも無ければ、祭壇・御仏御膳すら使うこともなく秘蔵品になってしまいました。
受け継ぐこと、伝えることも少なくなり、供養も時代に合ったやり方でいいのだと思えます。
簡単になったようでもやはり慣れない法要には少々気疲れもいたします。

< 季節添え まごころ添えて 供物膳 >