今年の柿は不作です。それでも空気が少しひんやりしてくると干し柿をいくつか作ります。
干柿は我が家では好まれず、それでも作っておかなければ、お正月の縁起にかかせないものなんです。
永年、縁側に吊るして作ったものですから、住まなくなった家ではあるけれど軒下の干柿がここでの生活を思い出させます。
干柿を作るこの時季には庭の剪定作業も開始しておりましたので今日から庭師に変身です。今年もにわか庭師の農婆です。
干し柿もさることながら、住まなくなった古屋敷の庭の手入れこそ億劫この上なしです。
年々、樹高低くして許される範囲で姿を消していく木も、これも致し方ないと亡き父には心でお詫びしております。
冬に向けての決め事は干柿作りと庭の剪定作業に月日の過ぎる速さを感じます。