晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

温室育ち

2014-02-06 22:28:31 | Weblog
 マスカット栽培を思い切って縮小したため、空っぽになった温室<婆の部屋>に足を運ぶのはちょっとした楽しみです。
今日も、思いがけない寒波の中、やっと芽を出し始めた野菜たちはどうしていることかと子どもを心配するように見回った。
野菜作りにたいせつなことは、足音を聞かせることだと聞いたことがある。つまり、野菜の様子をよく見なければならないのだと・・・。

 温室栽培は目に見えて成長するのがわかりうれしいものです。
遅蒔きのサヤエンドウもぐんぐん伸びて、ネットに寄り掛かってきました。
 ところが、文字通り<温室育ち>は少々軟弱者です。
冬の寒風にさらされ育ったエンドウは節間が短く、がっちりと逞しく大地に根を張っている気がします。
 苦労知らずの温室育ちのエンドウが、果して実を付けてくれるものかと新たな心配が湧きおこりましたね。
 夕方には、この地にも初雪がうっすら・・・。またまた野菜たちは大丈夫かと、温室育ちは気がかりです。

 いっぽう、我が家の野生児は、初雪に大喜び。
 
 とても積雪には及びませんが、孫と婆は雪をかき集めで雪だるまと雪うさぎが完成。
まぁほんの握りこぶしほどですが、満足!満足!

  < 初雪に よろこび半分 農婆なり >
 

コメント (6)
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今日もカルタ。。。

2014-02-04 21:51:47 | Weblog
 朝に夕に、孫にはトランプ・カルタあそびに手軽に運用されてばかりの婆であります。
昨日までの暖かさとは打って変わり立春だというのに寒いこと寒いこと。

 孫とのカルタは≪犬棒かるた>
幼児には少し難しそうだけど、婆はおもしろい≪岡山ことわざカルタ≫も持ってます。

≪え≫ 会陽が終わりゃ 備前平野に春が来る
 西大寺会陽(はだか祭)は日本三大奇祭のひとつとされています。
2月15日に行われる西大寺会陽が終われば、この寒さも何処へやらでしょうか。
 はよう(早く)、ぬくう(暖かく)ならんと・・・さびぃー・さびぃー(寒い・寒い)がなー。

≪る≫ 留守の間に ぼた餅
 何事も自由にならない嫁が、「舅や姑のいないうちにぼた餅でも作って食べよう」と。昔の嫁のキモチがよく表れたことわざ。
ところがこの頃は「嫁のいぬ間に命の洗濯」だそうです。なるほどね。

≪し≫ 下津井メバルで 口ばあじゃ
岡山は瀬戸内海で獲れる魚もおいしい所です。下津井はタコもおいしいよね。
 メバルは婆も大好きですが、地物はやはり高級だわねー。そうそう高い割には頭も大きくて、もちろん口も大きいので身は少ない。
 口ばかりで実がないことのたとえ。≪岡山茶漬けで ゆうばあじゃ≫とおなじこと。
こりゃ婆は耳がいたいわー。 


  < カルタ読む 婆は正調おかやま弁 >

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福はうち

2014-02-03 22:45:33 | Weblog
 コンビニもスーパーも恵方巻き商戦、いつからこんなことになったのでしょうか。
そんな縁起かつぎなんかと思いながら、婆は毎年、巻き寿司をヤマほど巻きます。
くるくる大急ぎで巻き上げると、孫と一緒に豆まきへGO!です。
 地元の神社(吉備津彦神社)豆まきは、子ども参加OKで午後から始まります。
  
 
 豆まきといえば・・・
 先日、毎度のように孫の自転車乗りを見守り中のこと。
「ねえ、ばぁば、<ふくわ>ってなあに?」と聞くのですが、婆の頭はカラッポで何のことやら分かりませんが・・・。
それでも、広場でぐるぐるぐるぐる自転車漕ぎのあいだ中<ふくわ>って?<ふくわ>って?のくり返し質問攻め。
そうこうしてると、自転車乗りの孫は「♪鬼は外、福は内、パラッ・パラッ・パラッ・・・」と歌いながら走行となり・・・。
 な~んだ!<ふくわ>は<福は>じゃないですか。納得。
まだまだ、ようわからん三歳児。

 昨年、2歳の一時保育での豆まきでは、こわい鬼にドギモを抜かれた孫でした。
今年の幼稚園では、自分の心の中の鬼を追い払う・・・そんな<鬼はそと>を教わったようです。(分かったのかな、三歳児)
 そこで婆もどんな鬼をと自問自答すれば・・・そうだねぇ~≪腹立ち鬼≫を追い払わなければなりません。このごろ、眉間の縦シワが深くなり悩んでおりますの。

  < 合理的 テトラパックで 福は内 > 

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ミニ同窓会

2014-02-02 21:57:17 | Weblog
 同じ学び舎の私たち、あれからすでに40年を超え還暦迎えた昔乙女でございます。
ミニ同窓会とはいっても、この歳になれば年に二度も三度も開催できますね。これも遠くにお嫁に行かなかったからですね。
 今回は、足守界隈へ集合!。
  
 今月も出ました、温泉とランチの≪粟井温泉≫です。
そして、いいお湯と食事の後は足守陣屋へと…足守藩の庭園≪近水公園≫は何年ぶりでしょう。
園内の≪吟風閣≫その昔、天井・戸袋などこの建物の説明を聞いたことを思い出しながら眺めてみます。
 近年は、地酒≪吉備の吟風≫のほうが馴染み深くなりました。

 ここまでくれば、やはり≪安富牧場≫はコースに入れなければ・・・。
上着も要らない春の陽気の日曜日とあって、子ども連れ・家族連れ・カップル…にぎわっておりました。
  
 仔牛のかわいいこと…鼻の先から足の先まで初々しいピンク色の生まれたての赤ちゃん牛でしょうか?牛の赤ちゃんは40キロくらいで産まれてくるのだとか・・・。
 ジェラートも美味しいし、動物も見ることができる。これはいい、孫への課題がひとつ増えましたね。

 こうして良き仲間と会うのもお互い元気であればこそ。お喋りと温泉と散策の一日に、また明日への原動力をいただき「さようなら」。

  < 健康と 友が宝と 確信し >

 
 
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婆の部屋

2014-02-01 21:48:23 | Weblog
 マスカット栽培を縮小し、空っぽになってしまった温室は菜園と様変わりして少し生気を取り戻してきました。
婆の好奇心が働き新たな野菜作りに挑戦です。

 幼稚園もお休み、今日もやはり「ばぁばと行く~。」とせがまれ孫娘同伴の農作業となりました。
「それじゃ、婆の部屋を見せてあげよう」とちょっと自慢のこの温室へきました。
「うわぁ~っ、すご~い!」「ステキ~!」あまりにもお上手が過ぎます我が家の孫。
 頭上に吊り下げられたハンモックのようなトンネル用ビニールを見ながらも「あたし、ここでお昼寝したぁーい!」なるほど、室内はポカポカ陽気です。
 子どもの可愛い言葉もまんざら悪くはないね…と上機嫌の婆。
  
 今まで上手く作れなかったほうれん草もここではまずまずの出来。
  
 エンドウ豆も順調だし、このあいだ種蒔きしたニンジン・ねぎ・小松菜・小カブもちゃんと芽を出してくれました。
  
 セルトレイに蒔いたレタス・青梗菜・キャベツもここではひと足早く育つでしょう。

 ちょっと自慢の婆の部屋を見せると、今日の仕事は桃畑。
ここでもお茶目な孫娘です。
     
「見て見て~あたし、コアラみたい・・・」桃の木に登り、どこまでも天真爛漫。
婆は剪定後の枝の処分にたき火です。
 木の上のコアラさん、実はあのたき火の中でお芋が焼けるの待ってます。
 まるで赤毛のアンのような孫だけど、大好物はやはり焼き芋。おんなじね。

  < おしゃべりと 笑いで過ごす 山の畑 > 




コメント (4)
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