晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

ワラビ一握り

2015-04-11 21:26:37 | Weblog
 今が旬のワラビ。成長が早くけさ摘んだはずが夕方にはまた次のが伸びているといった調子です。
静かな樹園地もこの時季の土日曜日ともなれば、ワラビ狩りの人が行き交い今日の収穫は一握りでした。

 このワラビ、意外に若い人にも好評なんです。
あく抜きしたワラビを切ってビニール袋に入れ、液体浅漬けの素で漬けるだけの手抜きが何ともシャキシャキ美味しいものです。
 <五月ワラビは嫁に喰わせるな>なんて諺があるくらいですから・・・。
こんなに美味しいものは嫁には食べさせたくないということでしょう。
 ところが、我が家の亡き姑は<五月のワラビは総領のごちそう>だとか言ってたのを思い出しました。嫁の私にだからそういったのでしょうか・・・。
 ご心配なくお母さん、あなたの息子にもワラビ一握り採りました。

  < 野も山も 人は行き交い 春爛漫 > 

リサイクル・リユース

2015-04-10 20:59:35 | Weblog
 断捨離を決め込んで頑張って整理してきました。
ブログでコメントをいただき、活かせる方法も知りギフト品・ハガキ・テレホンカードがそれぞれささやかな役割を果たしてくれていると思います。

 使わないで眠っている物を活かす道を知ろうと今日は<岡山西リユースプラザ>を見学してきました。
 リサイクルプラザに併設された新しい施設です。割合近くにありながらその働きに気付いていませんでした。
     
 タブレットを借りて見学コースに沿って資源ごみの分類や活用をガラス越しに見ることが出来ます。
 幼児を連れたお母さんと出会ったくらいで閑散としています。知名度がいまひとつでしょか。
 啓発コーナー(トップ写真)はリサイクルした段ボールで作られたテーブル・椅子で本や見本でリサイクルを学ぶことが出来ます。
 
 わが家には、まだまだ食器のギフト・引き出物・調理器具などが未使用のまま物置にはありました。
雨の日の仕事は、これもまた大箱4個にまとめて発送。ちょっと難点は送料が張る事でしょうか。
でも、これがバザー品として収益となり活かされるだけではなく、障害者労働センターの方々の労働の場となるのでした。
 発送後には丁寧なお礼状が届きました。ぜひ家庭で眠っているものを起してあげてください。
 ≪参考≫
 書き損じ・未使用葉書き <チャイルド・ファンド・ジャパン

 バザー用品 <豊能障害者労働センター

  < 断捨離に 身も心さえ 軽くなり > 

 
 

 

ワサビ談義

2015-04-09 20:23:09 | Weblog
 最近、ブログ上にいろんなワサビと名のつく野菜が出回っていたようです。

 ≪ワサビ菜≫
 <ようちゃんばあばさん>はワサビ菜の種を買い求めたようです。これは<くりまんじゅうさん>の葉ワサビに刺激されたんですね。葉ワサビは残念だけどこの地ではお目に掛かれません。
 わが家にはワサビ菜があったんですがイマイチ人気がなくとう立ちしてきました。ところが蕾が付いたあたりは柔らかそうです。
 このワサビ菜の柔らかい先端を茹で、このあいだようちゃんばあばさんからいただいた薬膳味噌で和えてみました。これはいい!。
ワサビ菜は名ばかりで、辛さがないんだけれど薬膳味噌の唐辛子がピリッと利いています。
 
 ≪山ワサビ≫=≪ホースラディッシュ≫
 これはわが家の畑に10年以上自生している畑のワサビですが未だ料理に使ったことはありませんでした。
 花苗を栽培される<博多の華さん>はホースラディッシュとして出荷されています。
この山ワサビをすりおろし、お醤油をかけご飯にのせて食べると美味しいとコメントで教わり・・・。
   
 さっそく、熱々ご飯にのせ海苔もトッピングしてみました。ツーンと鼻に抜ける辛さが止みつきになりそうです。
 以前、ラジオで聴いた「大自然まるかじり」河村通夫さんは卵かけご飯や冷奴にもおススメでした。
 ちょうど県北の養鶏農家さんのとっておき卵で卵かけご飯で二杯目をいただき。
   
 飼料にニンニク粉末を加えて育った<青いニンニク卵>でこれもまた絶品でした。
 
 ホースラディッシュは生命力があり、やせ地にも逞しく育ちます。
一見、ゴボウのような根はホントに大丈夫・・・そんな気がしました。すりおろしながらも目も鼻も強烈な刺激にウルウル・・・泣けるほど美味しいホースラディッシュです。
 どうぞ、畑にお庭に一鉢お買い求めくださいませ。

  < 里山は 野も畠も旬 旨し春 >

祝・新学期

2015-04-08 20:43:07 | Weblog
 4月8日、幼稚園は今日から新学期。孫は年長ほし組となります。 
ボクとお留守番しながら、おやつを作ってねぇねの帰りを待つことに。
    
 あった、あった、眠っていた鯛焼き器が30年ぶりだろうか日の目を見ます。
 冷凍庫にも眠っている餡があるはず。小豆あん・白あんと紅白あるではないの。
 焼き上がると「カメラ!」ボクもちゃんと心得ています。マイカメラを持ち出し撮影してから試食です。
 ボクと爺婆は、ねぇねの帰りが待ちきれず、一足お先にお祝い鯛焼きをいただきました。

 ふと思い出す自分の幼い日、母親が小麦粉をこねただけでフライパンで焼いてたあれを…。
この地では<流し焼き>といいました。自家製の苺ジャムをはさんだ手作りおやつでした。
 豊かな時代となった今、あの質素な<流し焼き>が妙に懐かしく思えます。
貧しくとも昭和のビタミン愛なんです。

  < Aよりも Cより強し 愛があり >
 

今日は何の日

2015-04-07 20:12:49 | Weblog
 菩提寺の桜の様子が日々変わっていくのがわが家からも見えています。
参道は桜のジュータンを敷き詰めたようです。

 今朝もNHKラジオが<今日は何の日>を放送しています。
4月7日戦艦大和沈没の日です。
 地方紙の朝刊のコラムも≪散る桜 残る桜も 散る桜≫倉敷にゆかりの禅僧・良寛の句を添え沈没から70年のこの日が記されていました。
 出撃した兵士がしきりに口にしたのがこの句だったのだとか・・・。
猛攻撃を受け撃沈する前日、手のすいた乗組員は甲板に集合し、故郷の方角に合掌や黙礼をしてお別れをした。「遠慮はいらん、大いに泣け」と上官の言葉があったと・・・
 乗組員だった八杉康夫さんの証言の紙面に胸が締め付けられる思いでした。
この中に叔父がいたのです。

 毎年、叔父の命日の知らせは護国神社から届きます。
昨年は我々夫婦は70年の節目とこの叔父の永代祭祀をお願いしました。やはり墓地にもお参りしなければと菩提寺の門に着くとまさに散る桜で埋め尽くされています。
    
 フクロウ寺とも呼ばれる菩提寺、お迎えフクロウに荷物を預け大急ぎでカメラ・カメラ!。
 墓地までの急な坂道には色鮮やかなツツジや椿が咲いています。
 菩提寺本堂の屋根部分まで来るとなぜか振り返り我が家の位置を見ています。70年前の景色はどうだったのか想像もつきません。
 叔父の墓前には懐かしい故郷を想わせる青い麦の穂、わが家の遅咲き水仙などを束ねてきました。そうそう、きっとこの叔父さんもお好きではなかろうかとワンカップ日本酒をさあどうぞ!。
お陰様で平和な我が家でございます。

  < 散る花に 心は更に 空虚なる >

なたね梅雨

2015-04-06 21:00:47 | Weblog
 今日も雨、桜の花も散らしているでしょう。これが菜種梅雨なんでしょう。 
 こんな日は暑くもなく、婆にとっては温室内の菜園はもってこいの作業日和です。
<はぐらかす>なんて言葉はよくないけれど・・・婆は、孫の目を盗んで我が楽園(温室菜園)へ早くから作業に出ておりました。
でないと効率よい仕事は出来ませんもの・・・。

 ところが、便利な世の中ね。娘からLINEで「待ってるそうでーす。」と二人の画像が届きました。
雨の中、カバンにおやつとお茶を入れ傘を挿し婆の帰りを待っているんだとか・・・。
 そりゃー孫も好きですが・・・菜園仕事も好きな婆にはこの子たちのお手伝いはいささかですが・・・。この熱意には負けました。
     

 種蒔く少女の今日の労働は、ミニトマト≪ルイ≫≪千果≫の定植、さやいんげん≪恋みどリ≫にんじん≪恋ごころ≫アスターの種蒔き。なかなか働き者です。
 そうそう、おやつに食べた八朔の種も蒔いておりましたね。

  < 子どもらは 夢という名の 種を蒔く >

ようこそ!ようちゃんばあばさん。

2015-04-05 19:27:22 | Weblog
 第一日曜日は朝市の日「今月はお休みしましょう。」この頃そんな月が多くなりました。

 雨の中、今日の朝市に出向いてくださった<ようちゃんばあばさん>から「今日はどうしたの…」の電話をもらいました。そう、現場にいないんですものね。 
 「すぐ行くわ~。」せっかくそこまで来てくださったのですもの…我が家へ来ない?
ルイコの園へご案内したくなりちょっと強引だったかな?、我が家のパンジーるいちゃんやピカソたちがお迎えしました。
ぐるっと私の地味な楽園を案内しお茶をしながらお喋りです。

 偶然ブログで知り合ったようちゃんばあばさんは、思いがけず高校の先輩、人生の先輩でもあります。
あれこれお茶しながらのようちゃんばあばさんの語りは実に興味深く、映画を観るような小説を読むような感覚で時間が経っておりました。
 「あら、もうお昼」…あっという間の楽しい時間から現実に戻ればようちゃんばあばさんも私も大家族のばあばの世界でございます。

  < 語らえば どこか似てるね この人生 > 
 

 

4月雛まつり

2015-04-04 22:27:08 | Weblog
 毎月第一日曜日は地元神社の朝市が催される日です。
 郷土を愛し、この朝市で人との和を月一回ではあるけれど婆友6人組は楽しんできました。
エネルギッシュに食や手芸に力を注いできましたが、そのパワーも最近は・・・。
しかし、いい話はすぐにまとまり決行となる良き仲間です。
 今日は4月ひな祭り、城下町・備中高梁の<町家通りの雛まつり>へ繰り出しました。
     
    
 車で1時間余り、城下町高梁は桜も散り始めています。伊賀谷川の流れにも散る花びらが・・・
 町家通りの家々にはそれは見事なお雛さま達が飾られています。
 この町にはひな人形の製造元がありひな祭に重厚さがあるのもうなずけます。
 肉屋さん、魚屋さんの店内にも商品以上にひな人形が飾られています。
 吊るし雛の家、庭先で魚釣りをする雛たち、古い日用品の中にも可愛いお雛様が鎮座。
 歴史を感じさせる享保雛など、家宝とされたお雛様もお家の方の解説付きで見せていただけます。
 近ごろは天空の山城・備中松山城も人気で、各地から観光のお客様がお見えになっております。

 女はいくつになってもお雛さまは楽しいもの。豊かに歳をかさねた私たちの今後は少々路線も変わっていくようですが婆雛の団結は永遠です。
  < 咲いてよし 散って舞うのも 桜なり >
 

ストレス回避

2015-04-03 21:52:12 | Weblog
 午前中は意外に天気もよく、ラジオを聴きながらの摘蕾の作業でした。
 よくゴム風船に例えられるストレスのメカニズム?<ストレスの回避>を新生活が始まるこの頃に相応しい放送を興味深く聴きました。

 午後からは雨。こんな時、親も子も爺婆も一軒家の中に居ると賑やかで楽しそうですが、どうしてどうして・・・お互いストレスも溜まるというものです。
 回避法に婆は孫たちを連れてガラス温室へ花の種蒔きに行きました。ここなら雨も大丈夫。
 孫たちにビニールポットに土入れをさせ、小さな指で一粒づつミニひまわりの種を蒔いていきます。
あれも、これも何でもやりたがり年齢です。でも、「ケイトウの小粒は60歳以上じゃないとダメ!」と譲るわけにはいきません。
 孫を使うもなかなかストレスでございます。
 
 「夏休みになる頃にはひまわりが咲くよ」と教えると、とてもご満悦な労働者たちです。
 「アタシが・・・」「ボクが・・・」とネームプレートを書いてくれましたが・・・。
「こりゃあ、何じゃいな!」気は心ですかね。 

  < 曇天に 心を癒す 種を蒔く >
 

いよいよ4月

2015-04-02 20:44:18 | Weblog
 岡山ではお雛祭りも旧暦で行い、4月までお雛様は鎮座していらっしゃいます。

 4月から鯉のぼりを揚げてやろう・・・と何事も計画的で段取りの良い爺です。
3月最終日には鯉のぼりの竿も建て晴天を待っておりました。
昨日とはうって変わり、まさに天晴!大空高く鯉のぼりが悠々泳ぎました。

 孫は年々大きくなり3年目となる鯉のぼりも矢車は錆が見え始め、2歳半のボクにも男の貫録が出てきたというもの。
そこへいくと爺婆は、この長い竿を建てることが容易ではなく、この時期になると嬉しい反面老いていく身を感じております。
 もう2・3年は大丈夫ではなかろうか・・・いやいや、孫の成長は長く見届けたい爺婆でございます。
  < 爺婆の 思いをのせて 空に舞う >