シリーズでアップしている長崎さるく。
「さるく」とは町をぶらぶらするといった意味の長崎弁らしく、
2006年から長崎市が提案し、
年々定着してきている新しい観光の方法です。
この中には前回の記事にアップした軍艦島の見学ツアー他、
幕末の歴史跡を偲ぶツアーなど、
歴史的トピックに事欠かない長崎市ならではのツアーだと思います。
さて前回の唐人屋敷跡までは本当にさるくしてましたが、
これからはちょっと場所を移動しながら、
他の長崎も見てみようと思います。
まずは丸山花街跡や唐人屋敷跡からそれほど遠くないところにある、
唐寺、聖寿山宗福寺です。→ Mapion
唐寺というだけあって、ひとたび門をくぐるとそこはもう異世界。
同じ長崎市内の興福寺・福済寺とともに長崎の唐三寺のひとつ。
最古の興福寺から9年後の1629年創建という、
とても由緒あるお寺です。
ふつう寺院の入り口に建つ門は山門ですが、
この門は山門 [下述] より手前にある3つめの門なので、
三門と呼ばれるそうです。
そのルックスから竜宮門とも呼ばれるそうですが、
確かに色と良い形と良い竜宮城への入り口のようですね。
三門の横に並ぶ狛犬も、
爪や体の形等、国内ではお目にかかれないものですね。
ところでこれは狛犬でいいんでしょうか?
ここってお寺ですよね。(汗)
三門を越えて石段を登ると本来の山門だった、
第一峰門があります。
ちなみにこの門、長崎県にある3つの国宝のうちの一つで、
もう一つもこの宗福寺にあります。[後述]
※最後の一つは大浦天主堂。
門の名前にもなっている書体が掲げられた扁額の周辺を見てみると、
その装飾の具合が半端ないですね。
国内の寺院でこれほど装飾過多なものを見た事がありませんが、
それでも記憶をたぐると、
日光の東照宮 (寺じゃないけど) や京都の西本願寺を思い出します。
画像は西本願寺のものですが、
この装飾のある扉は「唐門」と呼ばれているので、
納得ですね。
第一峰門の扉の裏にはかわいい蝙蝠の装飾があります。
日本ではあまりいい印象がないコウモリですが、
中国では幸福の象徴としてあがめられるそうです。
そういえばカステラの老舗「福砂屋」のマークが、
蝙蝠をかたどったものだったのを思い出します。
■シリーズ:長崎さるく■
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「さるく」とは町をぶらぶらするといった意味の長崎弁らしく、
2006年から長崎市が提案し、
年々定着してきている新しい観光の方法です。
この中には前回の記事にアップした軍艦島の見学ツアー他、
幕末の歴史跡を偲ぶツアーなど、
歴史的トピックに事欠かない長崎市ならではのツアーだと思います。
さて前回の唐人屋敷跡までは本当にさるくしてましたが、
これからはちょっと場所を移動しながら、
他の長崎も見てみようと思います。
まずは丸山花街跡や唐人屋敷跡からそれほど遠くないところにある、
唐寺、聖寿山宗福寺です。→ Mapion
唐寺というだけあって、ひとたび門をくぐるとそこはもう異世界。
同じ長崎市内の興福寺・福済寺とともに長崎の唐三寺のひとつ。
最古の興福寺から9年後の1629年創建という、
とても由緒あるお寺です。
ふつう寺院の入り口に建つ門は山門ですが、
この門は山門 [下述] より手前にある3つめの門なので、
三門と呼ばれるそうです。
そのルックスから竜宮門とも呼ばれるそうですが、
確かに色と良い形と良い竜宮城への入り口のようですね。
三門の横に並ぶ狛犬も、
爪や体の形等、国内ではお目にかかれないものですね。
ところでこれは狛犬でいいんでしょうか?
ここってお寺ですよね。(汗)
三門を越えて石段を登ると本来の山門だった、
第一峰門があります。
ちなみにこの門、長崎県にある3つの国宝のうちの一つで、
もう一つもこの宗福寺にあります。[後述]
※最後の一つは大浦天主堂。
門の名前にもなっている書体が掲げられた扁額の周辺を見てみると、
その装飾の具合が半端ないですね。
国内の寺院でこれほど装飾過多なものを見た事がありませんが、
それでも記憶をたぐると、
日光の東照宮 (寺じゃないけど) や京都の西本願寺を思い出します。
画像は西本願寺のものですが、
この装飾のある扉は「唐門」と呼ばれているので、
納得ですね。
第一峰門の扉の裏にはかわいい蝙蝠の装飾があります。
日本ではあまりいい印象がないコウモリですが、
中国では幸福の象徴としてあがめられるそうです。
そういえばカステラの老舗「福砂屋」のマークが、
蝙蝠をかたどったものだったのを思い出します。
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