黒沢永紀オフィシャルブログ(旧・廃墟徒然草)

産業遺産と建築、廃墟、時空旅行、都市のほころびや不思議な景観、ノスタルジックな街角など、歴史的“感考”地を読み解く

十条逍遙 275号棟 3

2006-09-07 01:32:03 | ・軍都十条逍遙


東京の北部、北区と板橋区の区界一帯にあった、
広大な敷地の陸軍施設跡の見学記。

今日は275号棟の内部です。
その美しい造りをゆっくりご鑑賞ください。


























 
◆軍都 十条逍遙◆
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4 Comments

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artificial ruins (たにかぜ)
2006-09-07 13:46:22
これはまた美しいですね~。光の具合がたまらないですね。思い当たる言葉は「artificial ruins」。私が初めて聞いたKurosawaさんの曲ですよ。10年以上前の話です。つか、すみません、つい先日、はじめてkurosawaさんが"あの"kurosawaさんだって気づきました。。。マスターマインド、ファンです。
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▼たにかぜさんへ (廃墟徒然草)
2006-09-08 01:58:09
びっくりしました!

まさかマスターマインドの1stアルバムを聴いて頂いていたとは!

(いや、12inchかな?)

ありがとうございますm(_ _)m



あの曲はあのアルバムの中で一番最初に仕上げた曲なので、

いわばCD化の最初の曲のようなものです。

で、そのタイトルが"artificial Ruins"

つまりその昔から廃墟のイメージを曲にしたかった、っていうことですね(笑



"Artificial Ruins"-「人工廃墟」っていうタイトルは、

あの頃の台場のイメージなんです。(汗

今みたいに全然整備されてなくて、

半分は建設途中、半分は広大な空地。

夜とか行くと、

暗い埋立地にクレーンの赤い航空障害灯が沢山点滅していて、

骨組みだけの建物や、作りかけのレインボーブリッジや、

遠くに大井埠頭のバースがあって、

でも手前の空地には廃車が錆び付いてたり。

そんな景色が凄く人工的に造られた廃墟に見えたことから思いついたタイトルなんです。

今思い出すと、凄く東京的な風景だったと思います。



この275号棟は本当の廃墟ですが、

"Artificial Ruins"には「光と影」が重要な要素だったんで、

そういう意味では共通点があるかもしれませんね。



偶然の出会いに乾杯!

 

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Unknown (たにかぜ)
2006-09-12 13:22:43
よかった、やはりmastermindのkurosawaさんでしたか。違ってたら失礼だったので、安心しました(汗

私がmastermindの1stCDを聞いていたころ、関西で芝居の音響をやっていましたが、野外劇でmastermindの曲を何度かかけました。mastermindの曲は低音に独特のコシがあるように個人的に感じていました。大量の鉄骨で組まれた巨大な舞台装置が音に合わせて呼吸するように咽び泣いていたのをよく覚えています。

なるほど、mastermindとruinかぁ。しっくりきます。納得。

今後もkurosawaさんの廃墟(?)も音楽も楽しみにしています!

十条に関係ない話で失礼しました。
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▼たにかぜさんへ (廃墟徒然草)
2006-09-12 21:40:34
ありがとうございます!



そうですか、音響のお仕事をされている(いた、かな?)のですね。



マスターマインドの音はどういう訳か効果の方々に気に入られるようで、

その後出したCDを含めて、テレビで流れているのを相当聴きました。



あのアルバムが出た頃は、結構バカ低音(笑)が流行っていた頃で、

たぶんその流れで、低音重視のアルバムになったんだと思います。

キックとベースさえしっかりしてれば、上モノは多少ふらふらしてても大丈夫だ、みたいな(笑



別に立ち上げている軍艦島のサイトに、

軍艦島のDVD用に作ったサウンドトラックをアップしています。

http://www.gunkanjima-odyssey.com/music/music.htm

もしまだでしたら、聴いて頂ければと思います。

 

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