キッセイ文化ホールの国際会議室で開催されたシンポジウムに行ってきました。
現在、国際リニアコライダー(ILC)という直線型加速器を日本に誘致しようという動きがあります。(候補地は世界に5か所、うち日本に2か所・・・北上山地と九州の2か所)
先端加速器とILC計画についての理解を深めるため開催されたようです。3つの講演を聴きました。
「先端加速器の世界」信州大学理学部、竹下徹教授
「ここが違う、重粒子線がん治療」放射線医学総合研究所、辻井博彦フェロー
「ビックバンを再現する究極の加速器、国際リニアコライダー」高エネルギー加速器研究機構、鈴木厚人機構長
ヒックス粒子の発見も、加速器による研究の成果です。最近ではがん治療にも応用されています。全国14施設しかないという、加速器を応用した重粒子線治療施設が長野県で初めて相沢病院で建設されるそうです。
加速器って、実験分野だけでなく医療の分野でも活用されているのですね。
初めて知りました。
宇宙の始まり、ビックバンの本当の姿を解明することにもILC計画に期待されているそうです。
ILC計画、ぜひ日本に誘致してほしいですね。