味わい深い・・・
○日時 2008年1月20日(日) 14時05分~15時55分
○会場 あづみ野コンサートホール
○出演 島田真千子(ヴァイオリン)
大塚直哉(チェンバロ)
○プログラム
ヘンデル ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品1-13
J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番より「シャコンヌ」
コレッリ ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 作品5-12
「ラ・フォリア」
J.S.バッハ パルティータ第1番BWV.835
J.S.バッハ ヴァイオリンとチェンバロと通奏低音のためのソナタ
第4番 BWV.1017
アンコール
サン・サーンス 「白鳥」
島田真千子さんのコンサートは多分4回目くらい。
今回は昨年と同様、バロックコンサートということで、チェンバロの大塚さんとの共演。
今回も「シャコンヌ」が演奏された。この曲を演奏するのは3回目くらいだと思うが、過去にも増して深く味わい深い。
なかなか良いシャコンヌでした!
島田さんはバロック・ボウ(弓)を使い、バロック時代の奏法を念頭において演奏されているそう。バッハもヘンデルも、実に味わい深い・・・。
コレッリも楽しい演奏だった。
次回はバッハばかりではなく、バロック時代のほかの作曲家の作品もとりあげていただきたい。(ヴィヴァルディやテレマンなんかに興味があります!)
終演後、本日演奏されたチェンバロ(地元のチェンバロ工房「穂高クラヴィーア」製作のもの)について、大塚さんから
“ちょっとのぞいてみてください”
とのお話に、何人かのお客さんとともに、ステージ上に上がらせていただき、チェンバロの細部を見せてもらった。
説明を聞いても、詳しい仕組みは分からないが、各所に装飾があって、まさにバロックの楽器という感じでした。
島田さんもステージに戻ってきて、写真を撮らせていただきました。
ステージ上に残された、アンコール曲、サン・サーンスの「白鳥」の楽譜。
(今回は、ヴァイオリンとチェンバロという異色の「白鳥」でしたが・・・)