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セイジ・オザワ松本フェスティバルのオーケストラAプログラムに行ってきました。
ファビオ・ルイージ指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによる、ハイドンのくま交響曲と、マーラーの第5交響曲。
陰影濃く、活力溢れるハイドンと、ゆっくり目のテンポで、スーパープレイヤー揃いの名人芸を堪能できたマーラー。
冒頭のトランペット・ソロには、ベルリン・フィル首席のがボール・タルコヴィ。第3楽章のホルン・ソロには、ラデク・バボラーク。
「ここ」でしか聞けない名人芸でした。
アダージェットも、サイトウ・キネンの「弦」を満喫できました。
演奏後は大歓声で、盛り上がりもなかなかすごい。
一度、全員ステージ袖に戻ってからも収まらず、更に2回カーテンコールでお出ましとなりました。
開演19時05分、終演21時25分。炎症が終わったのはもう少し前でしたが、カーテンコールが15分は続いたでしょうか・・・。
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セイジ・オザワ松本フェスティバルのオペラ公演。
ベルリオーズの「ベアトリスとベネディクト」に行ってきました。
本日が初日です。
世界的にもあまり上演されないオペラということで、小澤征爾さん肝いりの選曲だったのですが、けがで降板。代役のギル・ローズさんとなりました。
親しみやすいメロディの合唱やアリアが散りばめられ、原曲がシェークスピアの「から騒ぎ」という恋愛もの、ということで、楽しい舞台となりました。
舞台の奥が、ガラス張りの格子戸のような設定で、外の風景(空の様子)が、舞台上の物語に合わせ、刻々と変化してゆきます。
歌手陣は、誰もが聴き劣りするようなことなく、全員が素晴らしい歌唱を繰り広げました。
最後のカーテンコール。最も大きな歓声が挙がったのは、サイトウ・キネン・オーケストラに対してでした。
開演19時05分、終演21時25分。
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セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)を歓迎する市民パレードが、松本市Mウィングから国宝松本城までの間を歩行者天国にして行われました。パレードでは、55団体2,500人の出場があったそうです。
今回、家族の出演もあったので、パレード開始から、最後の国宝松本城本丸庭園での合同演奏まで聴きに(見に)行ってきました。
パレードは初めて見ましたが、なかなか華やか!
遠藤からシャボン玉・シャワーの演出もあり、盛り上がっていました。
本丸庭園での合同演奏。
本来、小澤征爾さんがタクトを振る予定でしたが、休養のため降板。代役の松下京介さんは、昨年今年とフェスティバルの副指揮者を務め、プロフィールを見ると様々なキャリアをお持ちの方のようです。
演奏前、小澤さんからのメッセージも流されました。
ラデツキー行進曲と信濃の国の2曲。
大人数の演奏で、大迫力でした。