松本市音楽文化ホールに、ファビオ・ビオンディとエウローパ・ガランテによるヴィヴァルディを聴きに行ってきました。
ヴィヴァルディのシンフォニア、スターバト・マーテル、オペラから2曲、それにヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8から「四季」全曲という、オール・ヴィヴァルディのプログラムです。
スターバト・マーテル、オペラから2曲は、メゾ・ソプラノのヴィヴィア・ジュノーが競演。
「四季」が個性あふれる演奏でした。凝った即興をしている感じで、特に「春」の第3楽章以降、個性化が顕著となり、聴きなれた四季とはかけ離れたイメージで展開していきました。
いわば、古典~ロマン派のヴァイオリン協奏曲のカデンツァのよう・・・
手に汗握る四季・・・って想像できますか?
個性的って、演奏だけではありません。
開演前、1ベルの時からステージ脇に出てチューニングを始め、ちょうど、チューニングがホールアナウンスとかぶりました。
ビオンディのヴァイオリンと個々のヴァイオリン奏者一人ひとり交代してチューニングを進めます。
そして、客席の照明が落ちる前に再度ステージに入場。残り、ヴィオラ、チェロ、バスのチューニングをして演奏開始・・・という風景でした。
開演19時、終演21時10分。
アンコール曲はこれでした。
2月28日、塩尻市北小野地区センターで、北小野公民館と子ども会育成会による星座観察会が行われました。
天候下り坂で、昼間も薄曇りの天候でしたので、実際星が見られるか心配でしたが、薄曇りながら、また途中スッキリと晴れ間が出た時間帯もあり、参加された10人ほどの親子連れの皆さん、星空を楽しんでいただきました。
メインは月齢9の月と木星の観察。
薄雲で、月の周りにカサがかかっていました。
天体望遠鏡で、月の欠け際にある、影がくっきり見えるクレーターの様子や、木星の縞模様、東西にみえる4つのガリレオ衛星など見ていただき、ほとんどの皆さん、初めて天体望遠鏡で見たようで、歓声を上げながら見て喜んでいただきました。
そのほか、西に沈む金星やおうし座のプレアデス星団(すばる)などにも望遠鏡を向けながら、途中の晴れ間では、オリオン座をはじめ星座の形もたどることができ、すばるも肉眼で確認。
途中、地区センターの室内で、プロジェクタ画面の映像を見ていただきながら、実際の星空を振り返り・・・
約2時間ほどの間でしたが、2月最後の夜空を楽しんでいただきました。