もう随分前の事であるが、神棚にシャカ木を備え御神酒を置き
家族全員で手をたたきお礼をして
学校へ行ったものである
その頃父から夕食が済むと「神様」についての話をきかされた
高校生になり親元から離れ、クリスチャン学園に入学し
女性だけの学園で、近い大きな屋敷で部屋を借り
住まわせていただいた。上品なおばさまで料理が美味しくて
少し離れた所に野菜畑があり時々お手伝いをさせて頂いた
学園に行くと入り口の門の前でお礼して入り
赤紫のベレー帽子にネクタイしてチョッキを着て
教室でも先生が教壇に立ち、皆立って
神に祈りを捧げて座り、それから授業が始まり
学園の校長先生も外国人女性の方でベールをかぶり
他の方も黒のベールをかぶり料理部屋から
お昼前から独得の香りが伝わってきていた
12月のクリスマス頃に学園祭もあり
キリストを祈る部屋もあり十字架を切り祈りを捧げる
幾人かの人も神道になりひたすらイエスキリストに祈りを
捧げていた。厳しくしつけられたことが脳裏に残って想い出す
今は主人と結婚して般若心経を朝読み上げ線香をたき
亡き人に祈りを込めて祈るのです
合わせて現に生きている人の無事を願って祈る事も続けているのです
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