BECOME THE ONE!! ~COACH Mr.RYO~

2000年からシドニーでコーチをスタート。夢はもちろんオリンピック!

常識って?限界って?

2010-04-25 22:58:43 | Weblog
スポーツに携わる以上、限界って設定したくないですよね。


それと、コーチたるもの、”常識”にとらわれすぎるのもいやですよね。


人と違う考え方?みたいなものを常に持っておきたいといつも思っております。


”人間”を相手にする職業ですから、”常識”で片付けずに、”人間の無限の可能性”を追いかけてみたいと常に思っております!


きっと、どのコーチもそう思っているのでは?


”あの選手に出来なくても、私の選手にはやらせてみせるぞーーー!”



ってな感じな発想。



これは、意地ではなく、理想でもなく・・・



なんでしょうか・・・






”ロマン”





でしょうか。








水泳と陸上




オリンピックの2大人気種目。


武器を使わない、本当の”人間の無限の可能性”を秘めた種目である、「泳ぐ」と「走る」という、人間の原点とも言える、基本的な運動。


その世界の頂点は今・・・



水泳はこの人。


50m、100mとも、ブラジルの、Cesar Cielo(セザール・シエロ)選手。



http://www.youtube.com/watch?v=QnmEgFUVFjk
(これが50mの世界記録!20秒91)



http://www.youtube.com/watch?v=2GTvvDdw6G8&feature=related
(これが100mの世界記録!46秒91)






そして、陸上のスプリントの世界記録保持者は、スーパースターの、Usain Bolt(ウサイン・ボルト)選手がこれまた100mと200mの両方を保持しております。



http://www.youtube.com/watch?v=ClHldiQc-6I
(これが、100mの世界記録!9秒58というすばらしい記録)



http://www.youtube.com/watch?v=HBqu2J0mwAc
(そしてこれが、200mの世界記録!19秒19というこれまた驚異的な記録です)




この2つの違うスポーツの2種目ずつを見て、おもしろいな~と感じることがあります。



それは、競泳と陸上の





”大きな”違いです。






競泳の場合、

50mのWR = 20秒91
100mのWR = 46秒91


100mに注目すると、50mのWRの倍(41秒82)より、まだ、5秒09 足りないことになります。






陸上の場合、

100mのWR = 9秒58
200mのWR = 19秒19


で、200mに注目すると、100mのWRの倍 すなわち 19秒16 とわずか、0.03秒しか変わらないことになります。



抵抗なりいろいろと科学的な理屈は存在しますが、





陸上選手に出来るのなら!!!




せいぜい、競泳の100mの世界記録は、50mの倍とはいわずとも、44秒0 くらいは出てもおかしくない!!









と思いたくありませんか。






そこにいろんな”常識”が存在しますが、私は、非常識でもいい!それを覆したい!といつも思ってしまいます。




そんな私は、


コーチとしてどうなんでしょうか・・・